京福電鉄はもう廃止だと思う人→

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174名無しでGO!
二十四日午後六時八分ごろ、勝山市鹿谷町保田の京福電鉄越前本線で、福井発勝山行き急行電車(一両編成)と、勝山発福井行き普通電車(同)が正面衝突、乗員乗客二十五人が重軽傷を負った。京福では昨年十二月、永平寺線電車の正面衝突があり、運転士一人が死亡、乗客ら二十五人がけがをする事故が起きたばかり。中部運輸局は同日、越前本線と永平寺線、三国芦原線の三路線の運行を停止、バスに切り替えるよう京福電鉄に指示、二十五日から切り替わる。
 京福三路線は現在、第三セクター移行かバス転換するかでで揺れており、存続運動に大きな影を落としそうだ。
 事故が起きたのは、越前本線の出村第一踏切付近。福井下り電車と勝山発上り電車が正面衝突し、上りの下川床誠運転士(22)=福井市二の宮三丁目=と乗客合わせて四人が重傷、下りの明石光文運転士(36)=大野市中津川=と乗客計二十一人が軽傷を負った。
 現場は勝山駅から福井方面へ二番目の発坂駅と保田駅の間で、発坂駅から福井寄り約三百メートル地点。単線で、緩やかなカーブになっている。ダイヤでは、両電車はともに発坂駅で停車、すれ違うことになっていた。上り電車が午後六時九分に発坂駅を発車することになっていたが、予定より先に衝突地点に進んだものとみられる。
 けがをした乗客らは勝山市の福井社会保険病院や福井市の県立病院など五つの病院に運ばれ、手当てを受けた。
 県警は同日、勝山署に合同捜査本部を設置。勝山市も災害対策本部を設け、情報収集などに当たった。
 捜査本部では上り電車が発坂駅で停車せずに通過したか、いったん停車した後、対向電車が到着する前に同駅を出たのかなどの状況を調べる一方、車両の機械系統などに不備がなかったか、運転士や乗客の証言も元に詳しく調べている。
 二十五日午前十時から現場検証を行い、業務上過失致傷の疑いで調べを進める。
 福井新聞