ヲタの醍醐味!阪急優等列車停車駅案

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158名無しさん
さて、今回の大きな特徴はやはり特急・急行とも大幅な停車駅の増加である。特に京都方面(高槻市〜河原町間)の停車駅の増え方は尋常ではないといっても過言ではない。
 故に、第一に不利益を被ると考えられるのは、阪急で梅田・十三から京都の烏丸・河原町方面へ行かれる方々である。確かにこの区間の利用者は通勤客が非常に多い(今回新たに特急停車駅となった)長岡天神・茨木市にくらべると、少ないことは否めないが、それでも阪急の京都方面の駅といえば、大宮の京福電鉄との接続、烏丸の京都地下鉄との接続、八坂神社・丸山公園等非常に有利な観光地を近くにもつ河原町と、このために阪急を利用している京都方面の人々・観光客も多いはずである。しかるに今回のダイヤ改正は、このような京都方面への人々を全く切り捨てるような構成だと言わざるをえない。他に、この改正により、混雑の増大と所要時間の増加を余儀なくされる、高槻市駅利用者も不利益を被るだろう。
 ではそこまでの不利益を当該区間の乗客に覚悟してもらって、今回追及した利便性とは何か?それは、まぎれもない、茨木市と長岡天神駅利用者である。
 茨木市はマイカルのJR駅前店新規オープンなど、確かにJRに客を奪われがちであり、今回の特急停車もそこを狙ってのものだろう。
 ところが、である。阪急の茨木市〜梅田の所要時間を考えてみると、どんなに早くても17分であろう。これに比してJRは快速で12分。差は歴然である。では京都方面はどうか。これも今の停車駅のままで茨木市だけが特急停車駅となるのならいいが、茨木市以降、高槻市・長岡天神・桂・烏丸・河原町ととまるのでは、現在の急行となんらかわりがない。よって、茨木市停車により利便性は向上するかのようであるが、実は全く変わるところはないのである。
 一方長岡天神駅はどうか。これも茨木市と同じ理由で無意味である。京都方面へは現在の急行と大差ない(どころか大宮通過で不便な思いの方の方がおおいのではなかろうか)、また梅田方面も現在の急行とそれほど変わらない。桂停車も同様に反対である。
 
159名無しさん:2001/05/15(火) 22:28 ID:???
次に急行について。南茨木停車であるが、これにより梅田〜高槻市間は遅くなる。大阪モノレールとの接続を考慮してのことであるが、モノレール利用者の南茨木乗り換えは急行停車によりそれほど便利になるのだろうか。
 門真南から大日方面からの利用者は、京阪あるいは地下鉄利用が中心だろう。また、沢良宣〜山田間の利用者は千里線利用、それ以西は宝塚線利用であろう(蛍池)。よって大阪モノレールとの接続を考慮するあまり、本線である梅田〜高槻市間をおろそかにするなどもってのほかである。
 また、京都方面の各駅停車化も憂慮すべきもので、長岡天神以東の乗客の利便性を全く無視したものである。
 以上のことより、現段階でわかっている情報を考える限り、京都方面・高槻市駅利用者の乗客離れの深刻化が発生し、経営は一段と厳しくなると思われる。即刻見直しをせまりたい。
(下記ダイヤ改正私案も参照)
(参考)<(特急系を茨木市・長岡天神・桂にとめたい場合の)私案京都線ダイヤ>(梅田駅発)
快速特急:1時間に3本(00・20・40分発) 十三・高槻市・桂・大宮・烏丸停車
(高槻市で普通河原町ゆきに連絡)
特急:1時間に3本(10・30・50分発)十三・茨木市・高槻市・長岡天神・大宮・烏丸停車
(茨木市で普通高槻市ゆきに、長岡天神で普通河原町ゆきに連絡)
急行:1時間に3本(02分・22分・42分)現行通りの停車駅
(茨木市で普通高槻市ゆきに、高槻市で普通河原町ゆきに連絡)
快速:1時間に3本(12分・32分・52分)現行通りの停車駅
(茨木市で普通河原町ゆきに連絡、長岡天神で快速特急通過待ちするも高槻市以遠は終点まで先着)
普通河原町ゆき:1時間に3本(04分・24分・44分)
(相川で特急通過待ち、茨木市で快速に連絡、高槻市で快速特急と急行に連絡、長岡天神で特急に連絡)
普通高槻市ゆき(淡路で北千里ゆきに連絡):1時間に3本(14分・34分・54分)
(相川で快速特急通過待ち、茨木市で急行に連絡)
普通北千里ゆき(淡路で高槻市ゆきに連絡):1時間に3本(17分・37分・57分)
(これに連絡する天下茶屋からの高槻市ゆきは淡路で快速特急通過待ち、相川で急行通過待ち、茨木市で特急に連絡)