打倒倒壊!東海道線東京口にE231系を!

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142名無しでGO!
//hpcgi1.nifty.com/lab-art/light.cgiから抜粋
[253] E231東海道線導入絶対反対! 投稿者:PANDA 投稿日:2001/03/03(Sat) 05:17

<<はじめに>>
始めまして、茅ケ崎−新橋間を通勤利用する会社員です。
生まれも育ちも湘南の生粋の湘南っ子です。
東海道線沿線在住暦38年通勤暦15年になります。
さて、往年かつ現役の113系湘南電車の置き換えも近いと覚悟しておりますが、E231の導入だけは絶対に反対です。
<<反対の理由と独断意見>>
「ドアが3つ以上ある電車は湘南電車ではない!」の一言につきます。
そもそも・・・
一世紀以上に及ぶ日本鉄道史の原点であり在来線「本線」系の本家中の本家、在来線の花形、東海道線東京口!。
しかも、電車帝国日本の開祖で半世紀の歴史と血統正しき中・近郊電車サラブレッドである湘南電車に、歴史浅い新興住宅地と首都の間で輸送のみに明け暮れるただの通勤電車(失礼!)と同じ車両を投入するとは何事でしょうか?
関東地区に在住される方なら、湘南地区と首都以北の地理的気候条件と歴史の違いに根ざした、地域文化・風俗・住人カラーの違いはお判りになると思います。
現在でも東海道・横須賀線にのみ普通列車のグリーン車が厳然と存在するのがなによりその証です。
E231の東海道線投入!これが許されるなら、次期お召し一号編成が209系でも許されてしまいます。
211系にもまして重厚感のないステンボディーと深みの無い色調の(これでも?)湘南カラー?帯が醸し出す非常に軽薄な雰囲気は、もはや「湘南電車」の伝統は感じえません。
さてチョットばかり熱くなりましたが、本音を言えば、4つドアロングシートになると着座席数が著しく減少してしまう事が、最大の難点です。
143名無しでGO!:2001/03/04(日) 15:01
<<反対の背景>>
座席数の減少は東海道線の大船以西の湘南地区から山の手線区への長時間通勤客にとっては大問題です。
大船〜東京間は東海道以外にも横須賀、根岸・京浜東北、東横、京急と豊富な輸送量が確保されております。
乗降・輸送効率の追求はこれらの諸線に任せれば充分であります。
よって大船以西地区の通勤人が輸送主力と頼む湘南電車には、乗降効率よりも着座率のほうがサービスとして重要なのです。
反対意見ばかり述べても解決しませんので、鉄道素人ながら、ひとつ提案を致します。
144名無しでGO!:2001/03/04(日) 15:04
<<代案の提案>>
<代案1>
113系の後継としてE−x13系を新造する。
仕様は、3つドア、セミクロスシート、開閉可能窓、湘南色フルカラーペイントボディーの4ポイントは必須です。
当然、実現不可能でしょう。
<代案2>
JR東海の313系を東海道仕様にパワーアップして導入する。
3つドアだし、セミクロスシートで座席数もそこそこ確保可能、なによりJR東海・東日本両社で相互乗り入れ分割合併編成を組む東海道線の特殊性を考慮しても、共通化さ
れた車両は好都合ではないのでしょうか?
ただ、ボディーサイズ(ライン)が華奢で迫力不足ですね。
(当然、湘南原理主義者の小生は、将来の北関東方面からの東京駅乗り入れと東海道線直通運転などという全く地域文化を無視した荒唐無稽なプランは完全黙殺です・・・)。
<代案3>
JR西日本の223系を東海道仕様にして導入する。
客室装備が充実しており130Km/h対応も可能です。
これはかなりお奨めプランです。
<代案4>
それでもやはりE231導入が避けられないのであれば、最後の手段はただひとつ。
そう、E231に3つドアセミクロスシートタイプを作成すれば良いのです。
3つドア化したついでに、大きくなる「窓」も開閉可能にして、潮風で車内をベンチレートさせましょう。
ついでに、あのペナペナステンボディーも湘南カラーでツートンフルペイントしましょう。
特にフロントは80系ばりの曲線塗り分けにすれば変化が出ていいでしょう。
これなら、E231を東海道線に受け入れてもかまいません。
145名無しでGO!:2001/03/04(日) 15:05
<<最後にまたまた湘南電車文化論>>
数年前、横須賀線にE217が本格導入され111系を駆逐し始めた頃、4つドア、ステンボディー等、効率のみ追求したE217が如何に大船以遠の横須賀線沿線住民の大ブーイングを受けたかは、当時の朝日新聞投稿欄をしばらくの間賑わした非難投書の多さが証明しております。
たかが、通勤電車の入れ替えに対し、斯様な社会反応が起きたことが近年あるでしょうか?
読書や車窓の景色を落ち着いて楽しめるボックスシートを愛し、我が家に一駅近づくたびに窓や停車中のドアから車内に流れ込む「風」に古都の緑や潮の香を感じ取れる、沿線地区の象徴である電車のボディーカラーに伝統と誇りを感じ愛着を持つ。
数値データとは無縁の「感性」を生活効率よりも重要視するのが大船以遠(東海道・横須賀)の湘南地区住民の特徴でもあります。
「早い、近い、簡単、便利」とは違う何かを求めて、あえて首都から離れた地に住む多くの市民たちが愛し利用する東海道線の独自性を保つことは、今の日本の鉄道が、社会が失いつつある、豊かな地域伝統と文化紀行の香りを役割を将来に継ぐ、大切な方法と思えるのですが・・・。
もはや人口減少に転じているこの国で、10年後を担う通勤電車に現在の目で見た輸送効率のみを追求しても意味はあるのでしょうか?
運ばれるのは荷物ではなく人間です。
E231拡大路線がこのまま進むと、20年後に日本の線路を走っているのは、新幹線と通勤型車両のみになってしまうでしょう。
雑筆乱文、長くなりましたが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?