☆☆名古屋市営地下鉄☆☆

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525名無しさん1周年
ここですね http://www.chunichi.co.jp/news/20001214/shk2006.shtml
  2000/12/14
名古屋市地下鉄の次期建設   桜通線野並─徳重間に 2004年度にも着工
 名古屋市は十四日、市営地下鉄の次期建設路線を、桜通線の野並−徳重間(四・二キロ)とする方針を決めた。早ければ二〇〇四年度に着工、二〇一〇年度の開業を目指す。

 市は運輸省・運輸政策審議会の答申(一九九二年)に基づき、野並−徳重間のほか、上飯田線の平安通−丸田町(四・六キロ)、東部線の笹島−高針橋間(一二・四キロ)の計三路線について、採算性などの比較検討を続けていた。この三路線は答申の中で、目標年次(二〇〇八年)までに整備することが適当とされた「A路線」に位置づけられていた。

 検討の結果、野並−徳重間は需要予測が一日約八万三千五百人。一キロ当たりでは約一万九千八百人で、三路線で最も多く見込まれるという。建設費は約千二百五十億円で、開業十五年目に単年度黒字転換、同二十七年目に累積黒字転換と予想されることから、他の二路線に比べ、次期建設に最も適していると判断した。

 今後、二〇〇一年度の市予算への調査費などの計上を目指すほか、国の二〇〇二年度予算で補助事業として認めてもらえるよう働きかける。建設費のうち、市の負担は概算で五百五十億円程度になる見通しで、その他は国庫補助、企業債発行で賄う。

 名古屋市の地下鉄は現在、延長七八・二キロ。4号線二期工区(名古屋大学−新瑞橋)で建設事業が続いているが、反対運動に伴う用地交渉の遅れなどから、開業は当初見通しから二年近く遅れ、二〇〇四年度の中ごろとなる。

 地下鉄事業は一九九九年度決算で、累積赤字が約三千七百億円に上っている。黒字転換時期について、市は「4号線の開業後、おおむね三十年後」としているが、現実には年々赤字が膨らんでおり、めどは立っていない。