横見浩彦と【偽鉄隔離スレ】不快な仲間達

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254名無しでGO!
例えば、ムンバイとプネというTier1都市2つを抱える西部マハラシュトラ州のGDP(2011年)は2326億ドル、人口は
1億1237万人。これをASEAN(東南アジア諸国連合)の国と比較してみれば、その巨大さがよくわかる。
同じ年のベトナムのGDPは1240億ドル、8784万人の人口で、2倍近くの経済規模になる。

都市ごとの所得格差が大きいインドでは、まずは一人当たりGDPが3000ドルを超えるデリーを最初に狙うというのも
一つの方法だ。また、マハラシュトラ州のように一つの州を狙うということで、他のアジアの国と同程度の事業基盤
を作るという視点もある。

整理してみると、考えられるパターンは以下の3つある。

「大都市を攻める」というやり方は、特に高付加価値の商品で有効だ。日系企業ではヤクルトがこのような手法を
採っている。ヤクルトがデリー近郊に工場を持ち、デリーを中核に市場に入ったのが2008年。その後ムンバイ、バ
ンガロール、ハイダラバード、チェンナイとインドの「メトロ」と呼ばれる大都市への展開を進めている。「メト
ロ」というのは、デリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイ、コルカタ、アーメダバード、プネの7都市を指す。
スマートフォンの市場の成長過程を見ていても、このパターンに近い。今年のインドのスマホ市場は3000万台に達す
ると期待されているが、2011年頃のスマホの需要は、メトロシティで5割近くの需要を占めていた。Tier1都市での
販売数を含めると、7割程度のスマホが大都市圏で販売をされていたという。
インドではこの半年、1年でエントリーモデルのスマホの価格が3000ルピー(約4500円)ほどまで下がっており、
Tier1のみならず地方都市でも販売が伸びている。高額品はまず大都市圏を中心に展開してブランドを作り、市場に
おける商品の受容性の高まりとともにその他のエリアに拡大していくのが大きな流れとなっている。