210 :
名無しでGO!:
会員制リゾートホテルというよりケアハウス
私以外全員が、70歳前後の人たちばかりだ。「会員の平均年齢が68歳やて」と兄が言う。
「60代になってやっと貯蓄を使う気になったのやね。お兄ちゃんたちのように」
「違うがな。バブルの頃に買った人たちが、年取っただけや」
50年の歴史の意味はそこにあったのかと合点した。
もはや会話をする夫婦はなく、黙々と食す。あるいは、高齢男性たちがことごとく浴衣の下から下着のパッチをのぞかせている。
「なぜ、浴衣の下にパッチはくの?」
「冷えるからや」
「風呂上りやで」
「冷えるねん」
いや違う。長年の慣習で、カッターシャツとズボンの下に、下着の半袖シャツとパッチをはいてきた世代が年とった時の癖だ。そして皆どこか体の不調を抱える歩き方だ。
兄に言った。
「ここ、会員制リゾートホテルというより、ケアハウスやん」
大阪を観光都市としてどう活用すべきか、橋下市長はじめ大阪都構想の夢としてある。
だが、県民性を考慮せねばならない。
粗野でノリのいい元気な集団か、上品なのではなく単に活力が衰えたケアハウス化か。
どこ見ても、大阪には“上品”がない。芦屋あたりに行けばあるのかもしれないが、そこは異文化だ。
211 :
名無しでGO!:2013/10/13(日) 12:23:40.64 ID:LbsJmWcc0
互いに理解などできない異星人が住む惑星
たこ焼きやお好み焼きでいったい誰を接待するというのか。きつねうどんに七味を入れ忘れた悔しさなど、他県の人間に理解されるはずもない。
姫路城のように歴史の姿を尊び守るのではなく、大阪城にとっととエレベーターを設置してしまう土地だ。
日経ビジネス編集者から言われた言葉に集約されている。
「間寛平さんの、“アメマ”のギャグの面白さが理解できない」
そうだ。理解できるわけがないし、理解する必要もない。
大阪的感性がこれほど他県から浮いていても、甲子園に行けば私でさえ理解できない大阪人が闊歩する。
つまり、皆、同じ地球にいるだけで、互いに理解などできない異星人ということだ。
県民性で分類するのももはや暴力的かもしれない。
大阪的粗野なものから逃げて平穏を求めたら、そこは、限りなくケアハウスだったという失笑の事実。
それを思えば、一人の人格への嘆きは、この時代の、この人類への嘆きへと拡散し、どーだってよくなる。
下品な男性上司?大阪に来てみたらいい。楽になるはずだ。