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JR仙石線、15年全線復旧へ 震災教訓、踏切ゼロに

河北新報 2月14日(木)6時10分配信

東北運輸局は13日、JR東日本が仙石線の陸前大塚−陸前小野間(6.4キロ)で計画する一部ルートの内陸移設を認可した。
仙石線は東日本大震災で被災した高城町−陸前小野間(11.7キロ)の復旧工事に必要な手続きが全て整った。
JRは同日、2013年度早々に工事に入り、15年中の全線復旧を目指す方針を明らかにした。

移設対象は、宮城県東松島市の陸前大塚駅東側から鳴瀬川橋まで。
東名、野蒜両駅を高台の市街地復興土地区画整理事業地内に建設し、現行より約500〜600メートル内陸側を走るようにする。
両駅の設備は現在と同様にする。
移設に伴い、陸前大塚−陸前小野間は現行と比べ約1.2キロ短くなる。標高は現在の約2メートルから約22メートルに上がる。
用地は東松島市が取得済みで、JRは最終的に買い取る。現ルートは線路撤去後に市に売却する方針。
 カ所あった踏切はゼロにし、道路と交わる4カ所は全て立体交差化する。
震災発生直後に遮断機が下りたままになって渋滞を招き、津波から逃げる住民の妨げになったことを教訓にした。
JRによると、ルート移設や駅舎建設により、高城町−陸前小野間の復旧費は100億円を超える見通しという。
認可書は仙台市宮城野区の東北運輸局で、長谷川伸一局長がJR東日本の井上晋一東北工事事務所長に手渡した。
井上所長は「被災区間の一刻も早い復旧が望まれている。移設認可は大きな前進。1
5年中の全線開通を目指し工事を進めたい」と説明。長谷川局長は「沿線住民が復興を実感できるように、一日も早い運転再開に努力してほしい」と求めた。
ルート移設は昨年12月、JRが鉄道事業法に基づき申請していた。