JR)電力不足ならディーゼル
ttp://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034563441.html 原子力発電所が各地で運転を停止している影響で、この夏、四国内でも電力不足が懸念され、JR四国の泉雅文社長
は、「電力が不足すれば、一部の区間で、ディーゼル車両に切り替えて運行することになるが、軽油の価格も高止まり
しているので、数億円の負担になるかもしれない」と懸念を示しました。
四国電力の伊方原子力発電所では、原発3基すべてが定期検査に入ったまま運転再開の見通しが立っておらず、この
夏、電力が不足する懸念も広がっています。
23日、高松市で開かれたJR四国の会見で、泉社長は、今年度・平成24年度は、収入、利益ともに比較的安定する
見通しだとしながらも、「電力の不足は、心配の1つだ」と述べました。
その上で、泉社長は、「本当に電力不足になると、電車を走らせられなくなり、一部の区間でディーゼル車両に切り替え
て運行することになる。軽油の価格も高止まりしているので、1年を通して数億円規模の負担になるかもしれない」と電
力不足への懸念を示しました。JR四国では、電力会社から数値を掲げた節電要請が出された場合に備えて、いくつか
の運行パターンを考えているということで、電力が不足した場合でも、利用客の利便性を最大限、保ちながら運行を続
けたいとしています。