JR四国の中期経営計画
ttp://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034399241.html JR四国は、今年度・平成24年度から5年間の中期経営計画を17日発表し、鉄道収入はやや減ることを見込んでいるもの
の関連事業などで収益の確保をはかり、最終の平成28年度には10億円の経常利益をあげることを目標としています。
JR四国が17日発表した今年度から5年間の新しい中期経営計画によりますと計画の最終年度の平成28年度の売上
高の目標は今年度の見込みより5億円少ない270億円としています。
このうち▼鉄道収入は、四国の人口減少や高速道路の料金割り引きの政策などによって、今後も減るとみられることか
ら今年度の見込みよりも7億円少ない220億円としています。
一方、▼鉄道以外の関連事業の収入は、駅周辺の土地や駅構内のテナントを売買したり貸し付けたりすることなどで、
今年度の見込みより2億円多い50億円としています。
また、経費の削減にも取り組み社員の数は子会社などに出向している人も含め現在よりも150人近く減らし、平成28
年度には2500人にするとしています。
JR四国では、これらの措置で、平成28年度には経常利益を10億円にする目標です。
記者会見でJR四国の泉雅文社長は「今後、乗客の減少などが予想され極めて厳しい経営が予想される。四国の地域
と共生し、四国から必要とされるように経営基盤を強化し、地道にやっていく」と話していました。