アストラムライン延伸見直し
ttp://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003787161.html 広島市の新交通システム、アストラムラインについて、広島市の高井道路交通局長は、28日開かれた市議会の建設
委員会で、現在の終点の広域公園前駅からさらに延伸するという現行計画を見直すことも含めて検討したいという
考えを示しました。
広島市の新交通システム、アストラムラインは、中区の本通駅から安佐南区の広域公園前駅までの全長18.4キロ
の区間で、平成6年に市の第三セクターとして開業しました。
アストラムラインについて、広島市は、平成11年に秋葉前市長当時にまとめた基本計画で、平成27年頃をめどに、
広域公園前駅から西区のJR西広島駅まで延伸した上で、平成32年頃をめどに、さらに、西広島駅からアストラム
ラインの本通駅まで延伸し、環状線とするとしていました。
これについて、広島市の高井道路交通局長は、28日開かれた市議会の建設委員会で、「アストラムライン延伸計画
のあり方も含め、会社経営全般について、交通政策の視点から検討を行う」と述べ、現行の延伸計画を見直すことも
含めて検討したいという考えを示しました。
また、高井局長は、アストラムラインは開業から18年がたち、システム改修や車両の更新が必要な時期が近づいて
いると指摘した上で、こうした更新に総額で200億円がかかるという見込みも明らかにしました。