ホーム転落事故、過去最悪ペース 6割酔客
ttp://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120201000599.html 2010年度上半期に鉄道の駅ホームで発生した転落や電車との接触による死傷事故は117件に上り、統計を取り始
めた02年度以降で最悪のペースとなっていることが2日、国土交通省の調査で分かった。このうち酒に酔った乗客絡み
の事故が約6割を占めていた。
事故防止のための「可動式ホーム柵」や「ホームドア」の整備が進んでいるが、事故は首都圏を中心に増加傾向にあり、
国交省は2日、JR東日本や東京メトロなど首都圏の大手鉄道12社と対策会議を開き、「プラットホーム事故“0”運動」の
実施を決めた。
国交省によると、10年度上半期のホームからの転落事故は32件で、うち酔客は13件。電車との接触事故は85件で、
うち酔客は55件となっている。飲酒の機会が増える年末年始には、さらに増加するとみられる。