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558名無しでGO!
2002年9月27日(金)
<JR総武線>佐倉−物井駅間、運賃取り過ぎ 実距離短縮を無視 (毎日新聞)
千葉県のJR総武線佐倉駅−物井駅間が、529メートル短縮されたのに、
運賃の基準となる「営業キロ」が変更されず、34年間にわたって、
実際の距離分より高い運賃を支払わされていることが26日、わかった。 営業キロが変更された場合と現行運賃では、最高420円の差があるが、
JR東日本は「(営業キロを決めたのは)国鉄時代の話で、運賃を変える考えはない」
と話している。
 佐倉駅−物井駅間は、1968年の線路改良と寺崎トンネル開通に伴い、
529メートル距離が短縮された。しかし、始発駅(東京駅)から佐倉駅までの営業キロは、
55.3キロのまま改訂されなかった。 JR東日本によると、営業キロは原則として実距離に基づいており、同社の営業線規定には
「(実距離に)0.1キロ以上の変動があった場合は、営業キロの変更が必要」と定めている。
国鉄にも同様の規定があった。 規定通りに変更すれば、現行950円の佐倉駅−錦糸町駅間は130円安い820円。
佐倉駅−中央本線の青柳駅(長野県茅野市)間では現行の4310円が3890円になる。
 同社千葉支社の大槻務広報室長は「1978年の運賃法改正で営業キロが確定しており、
新会社移行後もそのまま引き継いでいる。運賃を変える予定はない」と話している。
 「ちばの鉄道1世紀」等の著書がある鉄道友の会理事の白土貞夫さん(佐倉市藤治台)は
「『赤字国鉄』と呼ばれた頃のことなので、運賃収入減少を恐れたのではないか。
利用者としては釈然としない話だ」と語る。
千葉県内のJRでは昨年、外房線大網駅−土気駅間でも1972年以来、
営業キロが実距離よりも666メートル長かったことが発覚している。