一畑電車脱線事故調査報告書(いちばた)
ttp://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/report/RA10-4-1.pdf いくら何でもプロにしてはお粗末。
報道各紙はガードレールの取付側を間違えてたことだけ報道してるけど、
線路の絶対位置を定期計測せず、変化だけを追い掛けて管理していて、許容誤差範囲を大きく越えて脱線に至ったって、
誰が考えてもジワジワ狂ってく場合には、それを検出できずに限界を超えてしまう危険があるのは分かりますよねぇ。
技術レベルの低下としてはこちらも重要事項です。
そういう論理的、理工的思考を現場がやらなくなったってことでしょうか?
零細私鉄で技術者が居なかった?
社内に「逆側じゃないか?」って声も有ったんだとか・・・・。どうなってるの?
※ 昔、東海道新幹線の線路整備で、線路の相対位置だけ管理していて建築限界に支障して、
窓から首を出して外部確認していた運転士が標識に当たり、再起不能の重傷を負った事故があり、
急遽新幹線でもオイラン列車を仕立てて、以降は限界確認をして補正工事をしたことが有ったけど、
そのとき「相対計測だけじゃダメだ!」という運輸省通達は出なかったんですかねぇ。
線路の狂いを見逃した原理は東海道新幹線も一畑電車事故と同じです