DQN鉄ヲタ(関東編) Vol.15

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316荻原
☆SFCG元社長 破産 地裁決定 「隠し財産」回収へ
破産手続き中の商工ローン大手「SFCG」(旧商工ファンド)の創業者である大島健伸元社長(61)に対し、東京地裁は4日、破産手続きの開始を決定した。破産管財人にはSFCGの管財人をしている瀬戸英雄弁護士が就いたが、元社長の代理人の栃木義宏弁
護士は「あり得ないと思っていたので驚いている」として即時抗告する方針。元社長の資産は、親族企業や海外法人との取引を通じて複雑な権利関係にあり、親族企業はSFCGの資産隠しに使われたとされるが、決定によってこうした
実態の把握が可能になる。元顧客側の弁護団は「今後、破産手続きの中で資産の流れを徹底的に解明し、被害の回復を求めていく」としている。破産は、SFCGからの借金の借り入れで、「利息を払い過ぎた」として過払い分の返還を
求めている中小事業者らが「元社長には既に資力がない」として申し立てていた。「第三者破産」と呼ばれるもので、借金の返済や代金の支払いが滞っている企業や個人に対し、債権者から裁判所に申し立てる破産法の仕組みだ。
大島元社長については、同じ東京地裁が2日、SFCGの管財人に対し、元社長への約717億円の損害賠償請求権があることを認める決定を出したばかり。元社長は78年、大手商社を辞めて商工ファンドを創業。同社グループの成長とともに
資産家として知られるようになった。04年には『億万長者の教科書』と題した著書(渡部昇一氏と共著、ビジネス社)を出版。米経済誌フォーブスが毎年発表している世界長者番付の常連となり、06年は資産総額1610億円で日本の21位
、07年は1440億円で同23位に入っていた。(沢伸也、本山秀樹)