【グモッ】人身事故スレ◆Part241【チュイ━━━ン】
『死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実』 角川Oneテーマ21 C-137
著:上野正彦(元 東京都監察医務院長) P119
●「「飛び込み自殺」のむごすぎる最期
・・・腹部全体が挫滅轢断された状態になっていた遺体の検死をしたときもそうだった。
このときの遺体は、着ていたシャツがちぎれていたのはもちろん、腸は露出していて、
胸にはべったりと電車の機械油が付着していた。そうしたことからも、電車に飛び込んで
体が轢断されたあと、車体に巻き込まれて長い距離を引きずられていたのだとわかった。
・・・露出していた腸を詳しく調べてみることにした。そこに生活反応があったなら、ほぼ間違い
なく飛び込み自殺と考えられるからであり、このときは実際にそうだった。
これがどういうことを意味しているのかがわかるだろうか。
自殺をする人は、電車に飛び込めば一瞬で死ねると思っているのかもしれないが、体が
ちぎれて内臓を轢かれていく段階になっても自殺者は生きているということである。