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一般人には:
(1)形式や製造年の違いがあっても、特に客室内部の見た目やサービスレベルがほとんど同じであれば、同じものとして映る。
(2)特に客室内部の見た目が明らかに違っていたとしても、その違いには気付くが、それにより受ける利益や、被る不利益が
(少)なければ、違いはどうでも良い。多少の作りの違いや色の違いなどは(内装の多少の色褪せを含めても)ほとんど気にする
対象ではない。
(3)内装の色褪せも、余程見窄らしいものを除けば「元々そう言う色調」と捉えるだろうし、特に何も言われなければ色調云々が
意識に上る事自体がない。また色に関しては好みもあるので、たとえ新品や新デザインの内装でも美しいと思わない人もいる。
(4)今までと特に客室内部の見た目が違う列車が来れば、たとえそれが改造車であっても、取りあえずは「新車」と捉える傾向
がある。特に以前との変化の度合いが高ければそう思う傾向は高まる。またその線に従来存在しなかったタイプの電車が他
所から転属して来たとしても「新車」と映る場合もある。
(5)(1)(2)での解説のように、新車でも改造車でも転属車でも、特に客室内部の見た目が従来型と違っていれば、特に最初の
内はその見た目の違いがハッキリ認識されるが、それにより受ける利益や被る不利益が(少)ない場合、時間が経つに連れせ
いぜい「色違いのもの」としか思わなくなり、次第に何とも思わなくなる。
(6)乗り心地に関しても、ヲタはただでさえ意識して乗車する上に、良い方にも悪い方にも大袈裟に解釈する傾向があるが、
一般客からすれば気にする程の差はないか、たとえ悪くても気になる程のものは少ない。そもそも鉄道は他の乗り物から
すれば圧倒的に揺れは少なく、身体に感じる衝撃も少ない。
(7)走行音も鉄ヲタは意識して聴くが、一般人は意識しないし、特に本や新聞など他の事に意識が行っていれば、聞こえている
はずの音も何とも思わなくなる。そもそも列車が音を発する事はあたりまえなのでよほどうるさくない限り何とも思わない。