【グモッ】人身事故スレ◆空転212(ツィーーンッ!)【チュイーーン】

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2名無しでGO!
【グモ】ぐも
国鉄時代(昭和40年代以前)、駅間の連絡に電報を使っていた時代に
通信文を短くするために使われていた、電報略号=電略のひとつ。
人身事故を指す。語源については別項参照。
例)
ミツナノグモウヤ=三鷹中野間人身事故のため運休
なお、これ以外の電略の例としては、カレチ=乗客専務車掌、ウテシ=運転士
ウヤ=運転休止などがある。
なお、駅間の連絡手段から電信が消えた現在のJRの現場ではほとんどが死語
と化しおり、使ってるのはマニアと2ちゃんねらのみ。

民明書房刊 「日本鉄道縁起」より
3名無しでGO!:2007/04/26(木) 23:20:24 ID:0IHNQ45T0
グモの語源について

語源については諸説あるが、英語で死体置場を意味する「モルグ(morgue)」
が語源というのが有力。
電略を決める際に、日本語ではなく英語を使うことになったのだが、英語で
「人身事故」は「an accident resulting in death」と長ったらしくなって
しまうので、結局、轢断死体が行く先であるところの「死体置場」を意味する
言葉で呼ぼうという事になった。
なぜ英語なのかといえば、明治時代の日本の鉄道建設は英国があれこれ技術
指導していたから。
そんなわけで最初は「モルグ」だったのだが、途中でなぜか「グ」が前に来て
「グモル」になり、更に「グモ」と変化して今に至る、という事のようだ。
「モルグ」→「グモル」と変化した理由は、後者の方が発音しやすいとか、
英語をそのまま使うのはいかがなものかという意見が鉄道省内にあったため
とりあえず文字を入れ替えたとか、いくつか説があるもののどれも決め手に
欠けており、現在のところはっきりとした理由は不明。
4名無しでGO!:2007/04/26(木) 23:21:04 ID:0IHNQ45T0

「グモ」の語源については、「モルグ」説の他に新聞誤植説がある。
大正8年11月に発生した東海道線の人身事故を伝えた当時の東京日進新聞の記事に
「投身者ノ躰ハ汽車ノ下ヘト【クモリ】救出容易ナラス漸ク救出サルルモ頭部粉砕
サレ既ニ絶命」とある。
これは「もぐり」の誤植であったが、その語感の不気味さから人身事故を示す「ぐもる」
という動詞があるものという誤解が広まった。その後、とくに鉄道関係者の間で人身
事故を「グモ」と称するようになり、これを電報略号として採用したものである。
5名無しでGO!:2007/04/26(木) 23:21:45 ID:0IHNQ45T0
グモ」の語源については「モルグ」説「モグル誤植」説などが流布されて
いるが、銭紀雲劉刻大学客員教授が『南唐研究』2月号に発表した論文
によると、この語の源は唐代に遡るものであるらしい。
 銭教授は『唐両京城坊攷』の一文「吁[車罔]満城」を引いた後、呉淞鉄道
開業(光緒2=1876年)直後の人身事故を記録した文書に触れ、次のように説く。
  「『吁[車罔]』とは、随代に特に良く行われていた見せしめを兼ねた処刑
  方法で、車輪の箍(これを[車罔]と言う)の代わりに捕虜を生きたまま
  括りつけた戦車を連ねて、占領した城内を廻るというものでした。後代の
  文献にも散見されます。『吁』は、うめき声です。さて、呉淞鉄道では開業の
  翌々日に最初の人身事故が発生しました。
  これは当時流行していた、清朝の欧化政策に対する抗議の憤死事件の
  1つとも言われていますが、軽便鉄道で速度も極めて遅かったため、動輪に
  巻き込まれながらも数時間に渡って死にきれず、盛大にうめき声をあげ続ける
  様を『吁[車罔]』と記した文書が複数、残されています。この『吁[車罔]』と
  いう表記が日本に伝わり、『ぐもう』と誤って読んだのが『グモ』の語源とみて
  間違いないでしょう」
6名無しでGO!:2007/04/26(木) 23:22:27 ID:0IHNQ45T0
ora orade shitori egumo
私は一人で勝手に死にます、の意

宮沢賢治 「永訣の朝」より