>>19 国鉄の民営化を支持したる者は、JR各社の業績良好なるを以つて成功と申して居るが、そもそも国有
鉄道は営利を目的として鉄道網を展開したるに非ず我が国の動脈として形成されたるものである事を
考へると、営利目的で敷設されたる民鉄を手本にしても致し方無く、また専ら営利事業としての見地から
鉄道を見るのは甚だしき誤謬である。
無論、誰にも必要とされぬが如き粗悪な事業であつてはイカンに決まつて居るが、その解決策を安易に
民営化に求むは愚の骨頂なり。
最早、官vs民等と云ふ対立構造の概念は20世紀の遺物にして世界各国にて否定されつつある新自由
主義的価値観を唱へるは時代錯誤なり。
そもそも、「国有化」と云ふとついつい上下一切合財の買収を考へがちであるが、別に経営の主導権を
確保して国鉄の看板を掲げるだけでも良いのぢゃ。てな訳で、事業者がイヤがるのを無理矢理国有化
して仕舞ふのもアレであるが、然し必要とあらば直ちに鉄道省が面倒を見るべきなのは当然にして我輩
の信念であり公約である。
また、国鉄の復活と云ふと、かつての国鉄(公社としての)を復活させんとしておるかの如く解釈して居る
ド阿呆が時々居るが、親分が誰かイマイチハッキリせぬ様ではイカンに決まつて居るのであり、鉄道を
大事にすべしと云ふ風潮は先進各国に於いては最早当然であり、鉄道の為に身命を賭して天下に号令
し得るには鉄道省が必要であり鉄道大臣がたとい神仏がツベコベ申さんとても断固として此れを成さねば
イカンのである。
(
>>27の続き)
我輩は鉄道原理主義者を自認しては居るものの別にクルマをことさらに敵視して居る訳ではない。
が、過度にクルマを重要視して鉄道を粗末に致す風潮が我輩はガマン成らぬ。今頃に成つて飲酒
運転が槍玉に挙げられて居るが、ならば100km/h以上の速度を出せるクルマも何とかすべきなの
ぢゃ。その他、無用の改造を為したり車窓から塵芥を投機せる者等、ことごとく打ち首にしよう運動
が展開されて然るべきなのぢゃ。
しかし、いくら鉄道をなるべく利用しませうと云つても鉄道が無ければ利用出来ぬのであるから、先ず
は普通鉄道でも軽便鉄道でも人車軌道でも何でも良いから兎に角鉄道を整備せねば話は始まらぬ。
また、現在都会では鉄道が重要な社会的装置として機能して居るが、決してモータリゼーションが停滞
して居る訳ではなく単に地方は鉄道を支へ得るだけの活力が無いだけのことであり、其れ故補助金を
恵んでもらはぬ事には何とも成らぬだけのことのぢゃ。
都会の多くの住人は日々足腰を使つて居るから老後も比較的壮健と推定出来るが、今や田舎では
徒歩で僅か10分の距離でもクルマ移動であり、老後の著しき足腰の劣化は想像に難くない。
てな訳で、今後増加するであらう不精のツケとも云ふべき老朽化を防ぐ意味に於いても鉄道の整備は
喫緊の課題であり、もし鉄道が赤字で問題だと云ふのであれば先ずは鉄道を支へられぬ不甲斐なさや
鉄道を活かしきれぬ非力を先ず嘆くべきである。
(
>>28の続き)
以前から過疎化と過密が問題とされて居るが、列島改造論の頃と比較してもさらに事態は深刻化して
居る。が、今日ではクルマで間に合ふ地域構造であつても人口が増えれば公共交通の充実は必要と
されるに決まつて居り、またいくら過疎化や過密が問題とは云つても強制移住させる訳にはいかぬから
今のうちに整備を進め、其れと併行して地域の振興や移住促進等の施策を講じ、100年がかりで達成
せしむぐらいの心構えが必要ぢゃ。
よつて、大日本全国津々浦々鉄道だらけにせんが為には単に民鉄を国有化するだけでなく、軽便鉄道
法施行当時の如く思いつき的安易に鉄道を敷設出来る制度を創設せねばイカンし、たとい粗製濫造され
たる鉄道とは云つても廃止は悪であると断定し、通常の方法では維持しきれなく成つた鉄道を少々突飛
な発想をしてでも維持せしむを可能たらしめねばイカン。
てな訳で、鉄道敷設法に示されたる区間は漏れなく全線敷設さるゝべきであり、盲腸線あらば他線と
連接せしめ、戦時の不急不要路線として廃止されたる鉄道や道路偏重政策の犠牲に成つたと思はるゝ
鉄道は悉く復活せしめねばイカン。ま、中には「いくら何でもいまさらこれは…」ってのも無いではないが、
復活させて後どーするかを考へるのが我々鉄道省員や愛轍家一同の使命なのぢゃ。
30 :
鉄道大臣小川平吉 ◆m3eoQIlU/U :2006/11/06(月) 00:57:43 ID:wqIgjf4U0
諸君、
>>19氏へレスしたつもりが気がついたらあんまり関係のない演説をして仕舞つたが(゚ε゚)キニシナイ!!
聖なる鉄道運行の任務をたゆみなく実施せんが為に鉄道省は粉骨砕身の努力を約束するものであり、
民鉄を強引に国有化するのはアレと雖も必要とあらばバンバン管理下におき、鉄道振興の為には国鉄
私鉄の別なきズケズケたる活動をするのだと云ふ心意気が分かれば良いのである。
きょーび、鉄ヲタでありながら鉄道をクサす輩を多く見かけるが、此れは誤りである。
なぜなら、何も鉄ヲタが鉄道の欠点をあげつらふまでもなく非鉄の人が必要とあらば其れを行ふ。
大方、鉄道びいき過ぎると真人間とは看做されぬと云ふ強迫観念にとりつかれて居るのであらう。他社
製品より自社製品が劣るからと知つて居つてもわざわざ他社製品を奨める販売員は居らぬのであり、
一般人より鉄道を熟知して居りながら愛轍ロビイを嘲笑するは愚鈍にしてド阿呆であり、鉄道の効能を
人々に説くを怠るは怠惰にほかならぬ。
であるから愛轍の志を有する諸君、我が大日本を至るところ鉄道だらけと為し、鉄道を愛する心は人と
して自然の感情であるぐらいまでに高め、そこらへんで鉄道部品の調達を可能たらしめて少しぐらいの
鉄道ならば自作できるが如き社会を実現し、学校教育に於いても鉄道関連の学習・実習を導入せしめ、
以つて鉄道だらけ・鉄道まみれの生活を目指すのぢゃ!!(=゚ω゚)ノ