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161名無しでGO!
所持金45円 貨物列車70キロの旅

 岡山県警新見署は25日、JR西日本の鉄道敷地内に侵入したとして鉄道営業法違反の疑いで住所不定、無職・今田和秋容疑者(54)を逮捕した。
同容疑者は鳥取県から岡山県まで約70キロ、貨物列車のコンテナに身を潜めていた。
 調べによると、今田容疑者は24日午後0時50分ころ、鳥取県伯耆(ほうき)町のJR伯備線伯耆溝口駅の駅舎そばからホームを経て線路内に侵入。
停車していた米子操車場発西岡山行き貨物列車(12両編成)の最後尾に乗り込んだ。最後の車両には屋根なしで高さ約1メートルのコンテナが搭載されていた。
 特殊鋼材などが積まれたすき間に体をねじ込み、「コンテナでは寝たり座ったりしていた」と同容疑者。貨物列車は約2時間後、岡山県新見市の新見駅に到着。
交代で降車した運転士が走り去る列車を見ていると、最後尾に本来、積むはずのない“荷物”である首にタオルを巻いた男の姿を発見。
2つ先の井倉駅で臨時停車。後を継いだ運転士が同容疑者を降ろし、新見署に引き渡した。
 今田容疑者は「金がなく、あてもなく移動したかった」と供述。逮捕時の所持金は45円だった。約1か月前、鳥取県内の実家を飛び出し、自家用車で車上生活を送っていたと思われる。
新見署によると、客車に乗っているなら無賃乗車を詐欺罪、あるいは鉄道営業法で処罰できるが「貨物列車の無断乗車」を罰する規定はないという。
「鉄道生活二十数年で初めて」とJR貨物関係者。ちなみに伯耆溝口―井倉間の普通運賃は1280円だ。

ttp://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060826-OHT1T00030.htm