新幹線 キセル乗車42回 新横浜―名古屋 会社員を書類送検
愛知県警鉄道警察隊と中村署は24日、横浜市に住む運送会社員の男(43)を、鉄道営業法違反(無賃乗車)容疑で名古屋地検に書類送検した。
調べによると、会社員は3月20日朝、JR東海道新幹線新横浜駅から、入場券(130円)でのぞみに乗車。自宅近くの駅で前日に購入した三河安城―名古屋駅間の切符(1300円)を出して名古屋駅で下車し、通常の乗車券(9440円)を持たずに不正乗車した疑い。
会社員は出張することが多く、「支給される新幹線代をうかすためにやった」と供述、昨年4月から今年3月の間に計42回(被害額約50万円)の不正乗車を繰り返していたという。
3月にJR東海から、「不審な乗客がいる」と同隊に相談が寄せられていた。会社員は車掌が来ると、寝たふりをしたり、トイレに隠れたりしていた。
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