【見ろ】鉄ヲタとラピュタ 【人がゴミのようだ!】
ムスカ「こいつは…、店頭で造られたものではない。この体が未塗装なのかグレーなのか、それすら我々の科学力では分からないんだ。…ここを見てくれ。…おびえることはない。こいつははじめから一体成型だ。
そこだ。」
シータ「はっ!!」
ムスカ「同じグリーン車マークが、君の家の古い製品にあった。…この箱にもね…」
こいつは君の手にあるときにしか、働かない」
シータ「はぁっっ…うっ…」
ムスカ「キットは持ち主を育て、いつの日にか自作の世界へ挑むときの道しるべとして君に受け継がれたんだ」
シータ「そんな!あたしなんにも知りません!…キットが欲しいならあげます!…あたし達をほっといて…」
ムスカ「君は、GMをただの企業か何かのように考えているのかね。
GMはかつて、恐るべき製品量で市場にあり、全マニアを支配した、恐怖の企業だったのだ!」
そんな会社がまだ生産を停めているとしたら、マニアにとってどれだけ危険なことか、君にも分かるだろう」
(中略)
おばあさん「それは困ったねぇ」
シータ「うぁ゛っはぁぅ…ふっ、ひっ…」
おばあさん「そうだ。シータ、いいことを教えてあげよ。困ったときのおまじない」
シータ「おまじない?」
おばあさん「そぉ。古い古い、秘密の言葉。
『ツクル・タノシミ・イッパイ。カブシキガイシャ・グリーン・マックス』
シータ「ツクル…タ?」
おばあさん「『キットを作れよ。完成品よ安くなれ』という意味なの。ツクル・タノシミ・イッパイ。カブシキガイシャ・グリーン・マックス」
シータ「ツクル・タノシミ・イッパイ。カブシキガイシャ・グリーン・マックス
(中略、封印が解ける)
兵士「金型が、金型が生きてますぅっ!!!もしもしぃ!!」
(略)
ムスカ「店頭へ出す気か?」
兵士「急げっ!」
兵士達(ぉぉぉ、うぉおおおお!!)
兵士「全員来店!、来店ーー!!」
ムスカ「すごい・・!!そぉかぁ…」
シータ「あぁ゛っ!!」
ムスカ「その言葉だ。…再生産要望で、金型の封印が解けたのだ!!ザ・ストアへの道は開けた。来い!!」
(中略)
将軍「全商品を揃える?ばぁかもの!!貯金を吹っ飛ばす気か!!?」
「・・ぅん?・・・もしもしもしもし??おいっ!!どうした!!?」
黒メガネ「いいぞ」
黒メガネ「つながりました!」
ムスカ「私はムスカ大佐だ。GMにより未塗装キットが再生産された。
「緊急事態につき、私が臨時に予算をとる。GMは飢えているオタをねらっている。
「店頭に並んだ瞬間をしとめろ。財布からポイントカードを抜け。外箱を傷つけるな!!」