「コメントできない」=クレーン船所有会社−茨城
首都圏の大規模停電の原因とみられる送電線損傷事故を起こしたクレーン船が所属する「三国屋建設」(茨城県神栖市)の木股健二会長は14日、「事実関係を確認中で、現段階ではコメントできない」と話した。
同社によると、クレーン船には男性社員3人が乗船。クレーンを操作したのは約10年の経験がある専属オペレーターで、通常船内には「送電線に注意」という張り紙があるという。
同船は千葉県浦安市の発注を受け、同日から旧江戸川の舞浜大橋の北側でしゅんせつ工事を行う予定だった。クレーンは通常、工事現場に船を係留させるため、船体の穴から水中に落とすくいを持ち上げる際に使うという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060814-00000074-jij-soci