あなたが空想した鉄道を披露してください。

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15名無しでGO!
房総なのはな鉄道 安房鴨川〜金束(未成区間 金束〜上総湊)

鉄道敷設法別表第四十九「千葉県上総湊ヨリ鴨川ニ至ル鉄道」として、予定線に組み込まれる。
比較的地形の穏やかな安房鴨川〜金束間が、鉄道連隊により軽便鉄道として建設され、
鴨川軽便鉄道として開業する。
軌間を1067ミリに改軌し、国鉄線として買収され、国鉄長狭線となる。
戦後、未成区間である金束〜上総湊間の建設を望む熱が地元から沸き、長狭西線期成同盟会が発足。
度重なる陳情により、林業等の農業開発目的として、上総湊〜金束間が工事線へ昇格する。
しかし工事線へ昇格するも予算が下りず、なかなか着工に至らず。
長狭線で、木原線と同じくして、レールバスの運行が始まる。
地方線の建設を躊躇う国鉄とは別枠に、特殊法人で日本鉄道建設公団が設立される。
そして全国各地の地方線建設が動き出す。
長狭西線は京葉地区と外房地区を短絡する目的で、AB線として高規格で着工される。
しかしその間も、長狭線の利用客は減少を続け、廃止も噂されるようになる。
国鉄再建法により、長狭線は第1次特定地方交通線に盛り込まれる。
と同時に、長狭西線も施設の6割強が完成した時点で、建設が凍結される。
16名無しでGO!:2005/12/25(日) 20:44:01 ID:BlktDqbT0
>>15のつづき

国鉄分割民営化、長狭線JR東日本へ継承される。
地元での定期券・回数券購入促進等の運動でかろうじて旅客輸送密度が2,000人/km/日を
維持しつつも、JR発足1年後に廃止。
安房鴨川〜金束間、第三セクター房総なのはな鉄道株式会社に転換される。
当初地元では房総なのはな鉄道による長狭西線の開業を求める熱意が沸くも、
次第に東京湾横断道路開通をにらみ、県道千葉鴨川線、県道路公社鴨川有料道路、
国道410号線の改修・整備に地元の熱が移りゆき、長狭西線期成同盟会も事実上の休眠状態になる。
鉄建公団から千葉県へ対し長狭西線の建設に打診があるものの、既に地元では
長狭西線へ対する熱意が無く、未成線用地と構造物は、国鉄清算事業団の手へ渡る。
長狭西線期成同盟会も正式に解散となる。
自動車社会に加え急速な少子化により利用客は減り続け、房総なのはな鉄道も廃止となった。
富津市と鴨川市にまたがる山間部には、コンクリート製の高架や長大トンネルが、静かに眠る。

・・・妄想してみたが、やっぱ脳内でも経営が無理そうなんで、廃線と未成線になっちゃったよ('A`)