ATS−P設置義務化

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510名無しでGO!
 ハンダ付け技術は電機業界ではここ20〜30年来工場ぐるみ会社ぐるみで教育訓練を
行い、知識・技量の検定試験を行って水準を維持してきており、不良が見つかろうも
のならその発生工程全部を止めて再教育・訓練を行って品質維持に努めています。
 工場内を注意して見てるとハンダ検定バッチが胸に光ってたり、有資格者リストを壁に
貼って称えたりと、エージングしてもすり抜けやすい不良なので重要視して発生を防
いでいます。無資格者には原則としてハンダ付け作業はやらせない!
 特に大増産時は新人が投入されることが多いので、事前の教育訓練には気を遣って
います。量産品の品質維持は特に注意が必要で小学生レベルじゃ到底追いつきません。

 国鉄JRはハンダ付け作業を無くす方向で切り抜けたそうですが、ボード等では無
くせない場所もあり、そうした製造ノーハウを超量産業界から仕入れてくる必要があ
るようです。「鉄道部品の高信頼」も桁違いの量産品質管理には敵いませんね。

 70年代製のアンプボードの修理で、1枚に3箇所ものハンダ不良箇所を見つけたこ
とがありますが、大電流部分などハンダ付け技術を要する難しい部分はきちんとハン
ダ付けされていて、何てことない抵抗や細配線の接続に不良があり、製造日からして
統一地方選を前にした大増産で寄せ集められたウデの悪い新人が担当してのドジかと
思いました。