寝起き頭での書込み、言葉足らざるに由り如何なるレス有らんや?との懸念は全くの杞憂で
ありました。
元殿、我輩は間も無く2ch遍歴5年と成りなんとして居りますが、打てば響くが如きレスを、意見
を異にせし相手より頂戴したる事は只の一度も御座居ませなんだ。有難う御座居ます。<(_ _)>
>でも、そこで…批判の対象にしたのです。
我輩もヴィジョンを示す為の思考を巡らせる一人としての、考への立脚点は全く同じなのであり
ます。恐らくは我輩が過去の失敗についてあまり言及して居らぬから其のやうに仰らるゝのでは
と思ふのでありますが、其処の認識については元殿とヤソグ殿と全く同じくして御二人が既に言及
されて居られましたので、我輩としては其れでヨシと判断致したのであります。
若干異なるかな?と思ふ点は、我輩は「どこで糞を垂れたのか」ではなく、「何を食わせて此んな
糞を垂れたのか?」と云ふ視点なのであります。
>資本主義には自浄作用があるでしょう。…
イヤー、んな事無かつたりしますぞ。
其れを仰るなら、「倒産のリスクからは逃れられぬので逃げ足や世渡りにだけは非常に長けて居
たり、前線将兵の奮闘で何とか格好がついて居る」ではないかとw
懸念して居られるのは矢張り、「確かなパラダイムシフトを敢行しうる開発能力の担保」と云ふ
点なのでせうかね。
我輩は官僚機構の国際比較等と云つた様な知識は持ち合はせて居りませぬので其の辺りの
情報を御持ちでしたら是非披露して下されい。
我輩が思ひますに、近代民主主義社会に於いては国家も亦民営組織ではないかと。
其の観点から、日々の生活に直結せる案件を含む政策課題を信託すべき対象を余りに信用
出来かねる事態がそもゝゝおかしいのであつて。
政治判断の誤りは大いに困る事で御座居ますが、無謬性を余りに追究し過ぎたが為に自縄
自縛に陥つた部分も有るとも考へて居るのであります。
マァ、此れは或る種の極論かも知れませぬが、国会を「最高機関」と定めたる憲法の其の語は
単なる修辞句に過ぎぬと考へて居られぬならば、其の云はんとせる処は斟酌頂けるかと。
我輩の官営論の原点は、最早鉄道(公共交通)は市場主義原理の中で完結出来るモノでは無く
成つてきて居ると考へる次第なのであります。
現在の国土は過疎と過密の両極端を抱へて居りまして、一方では鉄道どころかバスすら支へら
れぬ有様、もう片方は採算ベースに達し難き路線なれども其の要望高い…と。
(続く)
現在の地方分権化の流れがなぜ、当の住人は「切捨て」だと思ふのか?
中央集権体制化のタカリの体質が理由?であるならば、官選知事制度の復活を唱へてみま
せうや。誰も耳を傾けますまい。
大都市の過密状態(一極集中ですな)解消と成りゃ、アイソトープ理論の如く地方の集積度が
上昇すると云ふ事で有ります。現在全国各地方に中核都市なるものが設定されて居る訳で
ありますが、都市の集積度が高まるにつれ公共交通の需要も増してくる訳で御座居まして、
鉄道に限らず此処でも結局カネの裏付けが実にアヤシイ。
>>173-174で申しました通りですな、
「父ちゃん、母ちゃん、ボクたち家族力を合はせて、頑張つて生きていこうネ」なんて話を政策
の中にマヂで盛り込むやうなですな、其んな話なのであります。
>地方の方が寧ろ鉄道を切り捨てた
さう云ふ側面は確かに有ります。然し考へてもみて下され。過疎化の進行はずつと以前から
の話でした。然し其んな地方であつてもモータリゼーションの波がやつてきた。当たり前なの
であります。いつまでも牛馬交通が主流で居て貰つても困るのでありますから。
其処をですな、鉄道の近代化は可也遅れた。中途半端な処で途切れて居る為にごく局地的
な交通に留まつて仕舞つて居つた場合も有るでせうが、兎に角公共交通に対する政策的考慮
が、全く無かつたとは申しませんが、根幹にして拠り所と成る原理原則が相当曖昧(て優香、
無かつたに等しいですわナ)なのでありました。
寒い真冬の或る日、ワケ有りて近隣住人一同、地元の体育館に集まりました…と。
んで、或る特定の一箇所には大勢人が居る。其処は暖かいが手足を伸ばして眠れるもの
ではない。一方他の処は、手足を十分伸ばして眠れるが寒くて眠れゃしない…と。
てな訳で、各人均等に散らばり、館内も十分眠れる程の均等な温度が保たれて居る状態
が理想的な訳であつてですな、ストーブの発する熱は直接的に翌朝からの活動には作用
せぬけれども翌朝から活動する事を容易たらしむ訳でありまして。
では、ストーブを一つの社会的装置と定義致しましたる時、其の存在に起因する効果の価値
を判断すると致しますと一体だう成るか?
とまぁ、此んな考へが官営論支持の土台と成つて居るので御座居ます。
>>175の質問に対する回答に大分近いのであります。
あと、「なぜに全国一元制を?」と云ふ処にも当然ツッコミなされると思ふのでありますが、
申し訳御座居ません。明日からまた始まります薄給の酷役に備へる為、今夜は此処までと
させて下されい。