>>138 0001番切符にヲタ殺到心配 福岡市営地下鉄七隈線・橋本駅 整理券配布や入り口限定へ
二月三日の福岡市営地下鉄七隈線(3号線)の開業まであと九日。
今、中年切符ヲタの熱い視線を集めるのが、開業日の午前五時半に橋本駅(福岡市西区)を発車する一番電車の切符だ。
最初の一枚となる通し番号「0001」番を求め、陰湿な転売屋が殺到すると予想されることから、
福岡市交通局は転売防止策を検討している。
中年切符ヲタの間では、切符に印刷された「通し番号」は特別な価値を持つという。「1234」「7777」
などの番号は特に珍重され、門真市内の鉄ヲタの無職男性は「最近は転売屋が買い占めてインターネットのオークションで売買され、
数万円の値がつくものもある。コイツらは人間のクズ」と話す。鉄道の路線廃止や開業日などの記念日は、
転売用の切符を手に入れようと全国から中年無職切符ヲタが集まるという。
西鉄広報室によると、二〇〇〇年十一月に西鉄北九州線の黒崎駅前―折尾間の路線が廃止された際には「福岡ドーム三杯分」
(同広報室)の人が集まったため、前日から整理券を配布し警備員を増員した。また、JR九州広報課によると
「一が並んだ平成十一年十一月十一日の午前十一時十一分には、ホストコンピューターに全国から嫌がらせの発券注文が届き、
サーバーがダウンするという鉄ヲタによるサイバーテロもあった」という。
橋本駅では、券売機三台で平成十七年二月三日付の「0001」番切符を発行する。
三枚をめがけてホームレスを雇っての徹夜行為も考えられることから、交通局は近隣の未成年のチンピラを動員してのヲタク狩りを計画。
ヲタやホームレスを駅周辺に来させない事での危険防止策を検討している。同局は「切符ヲタは迷惑なので開業日に来ないで欲しい。
執拗に補充券の発行を要求するなど言語道断。それでも来たら簀巻きにして玄海灘の魚の餌にしてやる」と呼び掛けている。
(西日本新聞) - 1月25日14時45分更新