最近の鉄道雑誌ってどうよ?Part5

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335名無しでGO!
  今月のRJ連載台湾新幹線記事立ち読みは高速鉄道新幹線に適した組織指令体制の話で、立ち上
げ時の様々な試行錯誤のトラブル対応話が面白い。
  故障時に1ユニット毎に順次パン上げで故障ユニットを確定して、ユニットカットで移動という話
は、当時の電力配電ではとうに区分給電として採用の技術だったから、横の風通しが良ければ最初
からマニュアル化されてた話と思った。故障探しで、ブロック毎に通電していく手法は定石ではな
いか!在来線じゃそんな回復手順も無かったのか!と驚き。

  配電では停電事故の影響を極力減らすため、方面毎に分割するのと、高圧配電線の途中に一定の
距離毎にリモコン投入式の断路器(スイッチ)を設けてあり、地洛事故を検出して変電所で停電さ
せると、一旦全部の断路器が断になって、その断路器を変電所に近いやつから順にリモコンでオン
にしていくと、事故区間に送電したときにまた事故検出で停電する。それで事故区間が特定されて
修理に行き、その間、事故区間の手前までと、別回線末端から逆回りで順次事故区間手前まで送電
して長時間停電区間を減らすなんて工夫をしている。
  さらにPSコンクリート電柱化してトラックが衝突しても折れなくしたが運転者は激しい衝撃で
あの世行き。自業自得なのと歩行者巻き込みを抑制するんで許容される対応だろうが、ガードレー
ル設置や配電線の地下化の方が穏やかな対策ですけどね。
  鉄道の関連電力は面供給じゃなく線だから残念ながらそんなの付けても意味なさそうだ。