1/87 12mm(HOn3-1/2)スレッド その2
ていうか、ゲージの名称問題はともかく、イモソのモデルス部門が社長から
見放された時点で、いづれ12mmが消えることが明白になったわけだ
現状ではNやHO(1/80)を薄利多売する業者はいくらでもあり、モデルス
部門が独立となれば薄利多売専業に徹していかないと成り立たないのは
明白であろう
そのような状況において、今マイクロエースを87分の1・12mmに誘い込めな
かったことは12mm派の一抹の期待も消し去り、やがて消えていく運命で
あることを決定づけた
もちろんイモソがなくなっても12mmで残るメーカーもあるだろうし、個人
ベースで作って行く人もあるだろう
しかしそれはもうシステム化された製品と呼べない一部のディープなマニア
だけのものとなり、今やってる人の高齢化と共に忘れ去られていくだろう
693 :
関西人ですが何か:04/10/30 05:55:55 ID:uKcgM4h0
甘い甘い。
12mmの歴史は既に20年。現在同規格の中核であるイモンの歴史はまだ6年ほどである。
仮に同社が撤退したとしても12mmの消滅はない。
黎明期においては蒸機がC56、C62、C12、C57、9600、B6の5種のみ、客車が61系のみ(しかも
オハフなし)、気動車がキハ07のみ、あと貨車数種のみ、という時期が5年ほど続いた。
普通なら規格消滅となるところだろうが、12mmはなくならなかった。これはいつの時代にも
16番に不満を持つ層が少数ながら確実に存在することを意味する。
現在、ローカル私鉄電車モノを中心に12mmはかつてない活況を呈している。新潟交通モワ51、
モハ12・24、蒲原鉄道モハ11・12・31、銚子電鉄デハ301・501、上田交通モハ2320・5250(丸窓)、
名鉄モ510・モ750…といった状況で、古典蒸機に続き16番の売上を上回る分野になった。おそらく
16番ユーザーの中にも国鉄本線系を温存しつつ、12mm開業を決めたユーザーも多いはずだ。
694 :
関西人ですが何か:04/10/30 05:56:47 ID:uKcgM4h0
マイクロエースの16番進出については、12mmにとっては多少逆風かも知れない。特に編成物については
同社は大手2社の出さない車種に狙いを定めるだろうから、このあたりは競合があるかも知れない。
ただ、12mm長編成物の中核であるイモンとはあまりにも客層が違い、影響は全くないと言っていい。
12mmの得意分野である蒸機ではさらに客層の違いは歴然としている。プロポーションを見てもまだまだ甘く、
このあたりをシビアに追求する12mmメーカーの敵ではない。
マイクロの進出先が12mmではなく16番と聞いて内心ホッとしているユーザーも少なくないはずだ。
ちなみに、イモンは国鉄本線系の台車を継続開発中とのこと。この中にはDT23・24が含まれている
ことから、電車急行を含めた大規模なプロジェクトが進行しているものと見られる。
あまり多くを語らなくなった同社だが、EF65なども含め今後が楽しみだ。