岐阜市内線を含む名鉄600v線、それらの輸送密度は、
実は、旧国鉄の赤字ローカル線の廃止基準を下回っている。
だから、名鉄は廃止を決意し、岐阜市などの沿線自治体も存続を断念して廃止に認めた訳。
つまり、「今後の社会情勢を鑑みたら、少子高齢化により最大顧客である高校生が減少し、
名鉄600V線という輸送の道具は過剰過ぎて割に合わないから、バスという名の適正な輸送の
道具に変更した方が合理的だ」云々と名鉄は判断した訳だ。
で、「鉄道経営のプロであるはずの名鉄が廃止を決定した名鉄600V線を引き継ぎ、
今後存続させるには、今後の少子高齢化による就業人口の減少に伴う税収減により
赤字を補填する財政的余裕が自治体には無くなるし、それに、既存の鉄道会社が廃止した路線を
継承した各地の第三セクター鉄道が続々と力尽きて廃止に追い込まれているから、尚更、無理だな」
云々と岐阜市などの沿線自治体は存続を断念した訳でしょう。