北勢線存続への課題 2004年part2

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98名無しでGO!
[228] 思惑とたくらみ 投稿者:管理者 投稿日:2004/07/29(Thu) 15:57 [返信]

岐阜の路面電車がせっかくの好機を活かしきれず、あえなく廃線への道を転げ落ちていく羽目になったことはマスコミ報道でよく知られていますが、
その陰に隠れて余剰になった車両はどうなるのかが興味を引きます。
まず考えられるのが、北勢線を改軌したがっている三岐鉄道がそれらを買い叩きに行くことです。
不明朗な選出に今なお疑問がぬぐえない協働会議会長の学識経験者の論によれば、北勢線に必要なものは1067mm軌道への改変で、それも車体幅のみ狭軌のままがよいとのことですから、岐阜の名鉄路面電車は格好の目標でしょう。

しかし、自分では狩をせず、死体をむさぼるハイエナやハゲタカは、自然界でこそ掃除屋としてその存在意義はありますが、
人間の世界では、特に税金を投入して再生の道を探る都市の装置としての鉄道界の復活を願う立場にとっては、その動機や精神にモラルの欠如を感ぜずにはいられません。

第一、重量やホイールベースの違いを運行不可の理由にして、他線の中古車両は拒絶するとしたメリーベルの例とは明らかに矛盾しています。
今日の新聞報道にもあった、この一年の北勢線運行の不成績を総括して、誰かが責任を取らなければならないでしょう。