北勢線存続への課題 2004年part2

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96名無しでGO!
[225] 運営会議幹事会 投稿者:管理者 投稿日:2004/07/20(Tue) 01:05 [返信]

16日に開かれた運営会議幹事会は恐るべきものでした。
参加者は、各幹事のほか住民側として私と安藤たみよさん、白井さんと日比社長、協働会議会長に中村裕司氏でした。
ビックリするのは、主助言者の白井さんにメリーベルを導入する意味が情報として全く伝えてなかったということです。
白井さんは元々が新車の導入論者ですから中古のメリーベルを北勢線に走らせる幾多の技術的な関門をクリアさせるわずらわしさに対して懐疑的なことは予想されていましたが、
静態保存したらどうかとの意見に、対策室が彼に何の事前情報も与えていないことが明らかになりました。
日比社長に至っては、予想より30万人も減少した昨年度の乗客数を「見込みがちがっただけ」という安易な回答で、税金による赤字補填の甘さを露呈しました。
協働会議の会長先生は何のために出席していたのか未だによく分かりません。
問題は、メリーベルを走らせないための理由に提出された橋脚の調査データに数字が何も書かれてなくて、ただ 丸 三角 ×の荒っぽい区分けだけでメリーベルの運行に耐えられない橋脚が過半を占めているというものでしたが、
橋脚の世界的な権威である中村氏から、そもそも橋脚の建築における常識では、空車重量が20%程度増えただけで通過不可になるような橋脚は直ちに現行の車両でも運行中止しなければならないという事になる。
どんな計測の仕方をしたのか、非常に恐ろしいデータだと助言されました。
何でも、あるコンサルに無料でやってもらったデータ(三岐鉄道)だそうで、試験する側とされる側が同じという、極めて初歩のアセスメントをそのまま通した、幹事会や対策室には、最初から
クリニークをする能力も資格も無かったということです。
根本的な経営監視体制を構築しなおさなければ、早かれ遅かれ経営破綻することがはっきりしました。