体験した長時間抑止や運転見合わせを公表しよう

台風22号を後ろから追いかけることになったお出かけです。

10月9日（土）、瀬戸駅（山陽本線）発6:35の電車で清水駅（東海道本線）をめざしていた。
中国地方は雨のピークを過ぎて小雨、近畿地方に入ると雨が少し強くなった。
ＪＲ倒壊の区間から雨足がやばくなり、窓の外を見ると愛知県小坂井町や静岡県浜松市で
畑や道路が水につかっていた。
浜松駅発13:32の熱海行きに乗ってさらに東へ進むと風も強くなってきたが、
それでも平常通りに走った。増水ぎみの天竜川もなんのその。
13:57ごろ、掛川の少し手前に駅間抑止中の「ひかり」が止まっており、それを俺の乗った
113系はスイーーーッと追い抜いていった。つかの間の優越感に浸った。
しかし、優越感も長くは続かなかった。新幹線の抑止に続いて、在来線にも
ダイヤ混乱の魔の手は忍び寄っていた。「停車時間が短くなっております。」が
口癖である倒壊なのに、菊川駅で2分も止まった。悪い予感がした。
悪い予感は的中した。菊川発車後、時速30km程度の徐行運転となった。
9.3kmの駅間を通常8分で走るところ、14:06〜14:23と、17分かかってしまった。

金谷を11分遅れで出たあとはほぼ通常の速度で、濁流の大井川の真上も徐行なしだった。
このあと、用宗─安倍川間と草薙─清水間が徐行となり、
下車駅である清水に着いたのは15:19で、21分遅れだった。
駅周辺は雨と風で大変な状況だった。
東京の池袋から来る待ち合わせ相手がまだ清水に到着しないので、駅前の西友で
雨宿り＆買い物をしたが、20分後に駅に戻ると上下線とも不通となっていた。
もし自分が浜松で1本遅い電車に乗っていたらと思うと、(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。
やがて、16:20ごろに待ち合わせ相手が清水駅に到着。品川─静岡間で
新幹線を使おうと思ったら抑止を食らい、熱海で在来線に乗り換えたら
蒲原で抑止、そこからタクシーに乗って清水に来たのだという。
駅前で食事をしようにも、商店街はほとんどの店がシャッターを下ろしていて、
マクドナルドとココ一番屋しか選択肢がなかった。それでも開けてあるだけでも
ありがたいもので、店員さんも自分の帰宅を心配しながらの勤務ごくろうさま。
カキフライカレーはおいしかった。