JRQ鹿児島線事故調報告に一言【中継厨房2】

このエントリーをはてなブックマークに追加
429  
福知山線尼崎駅手前で207系7両編成快速電車が脱線転覆、死者50超で尚先頭1両の救出未了の大惨事となった。
合掌

現場は右300Rカント97mm制限速度70km/h。手前の直線は120km/h制限。

JR西の発表あるいは報道に揺れがあるが
当初70km/h走行中の踏切事故による脱線は、
制限速度70km/hでの単独脱線の誤り。
 その後の記者会見で
「当社、及び技研の推定で133km/h超過で脱線の怖れ」は
転覆限界の計算の模様で「確実に脱線、あるいは転覆」の誤りと思われる。

 国鉄型ATSに常時速度照査の無いことで、過速を抑えられず、
曲線速度制限はATS-Pでもほとんど設置していないから今回のケースが
過速度が原因だとすれば助からなかった。
直線部の最高速度次第で曲線入口にも速度制限を設置すべきだろう。

コメンテータに久保田博氏や曽根悟氏、金沢工大教授など現場の具体的技術に
詳しい人達が出るようになったのは妥当なことだ。
「評論家」の肩書きで科学技術解析までいい加減な言われては一般人はかなわない。