鉄道業界・無かったことにしたい出来事

このエントリーをはてなブックマークに追加
696名無しでGO!
こだま号1.3km過走事故&国鉄型「滑走防止装置」
前後台車の速度が違うと、「滑走とみなして」ブレーキを緩解した。降雨の悪条件下で
岐阜羽島駅のATC制限でブレーキが掛かったが、この「滑走検知」で高速回転側(滑
走していない側)の台車のブレーキまで緩解して停まれず、再粘着するとATC制限超
過で滑走限界を超えるブレーキが掛かって再度滑走検知全緩解を繰り返して1.3km
&1kmもの大暴走に至る。対策として列車先頭の速度計軸にはブレーキを掛けなくし
たが、滑走してない軸のブレーキを弱めてしまう弱点は温存され、後に名古屋駅で2度
の過走事故に至る。
 この装置は103系試作車(1960年)201系試作車に採用されたが、量産時には取り
外されて在来線では大事に至ってない。在来線担当のどこかに判るヤシが居たんだろう。
 フラット防止と衝突防止じゃぁ衝突防止が優先なのに、逆にしたシステムエラーが基
本原因。次いで粘着軸まで緩解する横着な制御。そして滑走検知基準として若干低速で
も車輪が回ってれば緩解しない基準を選ぶべきだった。

#今のVVVF車のヤツは滑走軸だけを緩める制御でアンチスキッド制御の様である。
  事故調スレネタかな?これは?