信号・標識・保安設備について語るスレ

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720名無しでGO!
ATS-Pの速度制限は、速度制限命令を持つ地上子から、速度制限値、そこから速度
制限開始点までの距離、制限区間の長さの情報が車上に送られる。車上では、
1).制限開始点に向けて、常用制動+空走距離+警告余裕のパターンが作られる。
  これに当たるとパターン接近警報。すぐに標準的な制動を行い、制限まで減速操作。
2).ブレーキ操作が遅れて、常用制動+空走距離の制動パターンにぶつかると、
 常用最大制動が作用するが、速度制限値以下に減速すると緩解可能になる
 (緩解操作をしないとそのまま停止)
3).制限区間中を忘れて加速すると1).2).の動作

ATCは速度制限点とそれまでの制動距離を1区間丸ごと単位で速度制限する必要が
あるが、ATS−Pでは実際に必要な制限区間+標準的制動パターンだけ制限され、
無駄な徐行区間がない。
 総武下り快速(ATC)が両国−錦糸町間で、常に各停(ATS−P)に抜かれるのは、
快速錦糸町駅入口の分岐速度制限が手前の両国駅近くまで延びているタメと思わ
れているが、真相は??(w>718