発車メロディーの秘密を暴くスレ　3コーラス目

最近、発車メロディーを録音するのが恥ずかしくて仕方ない。漏れもかつては棒とかを使って録音していたが、やはり今はとてもできない。成長するたびに自分に理性というものが効いてきたのかも知れない。
今から見れば、自分が何の恥じらいもなく録音できていたほんの数年前が懐かしくて仕方ない。あのころは思考回路も今から見れば単純だった。だから棒を使ったり平然と録音ができたのかも知れない。
鉄道趣味自体に嫌気がさしてきた。それはそうだ、鉄路に赴くたびにあんなｦﾀがいっぱいいるのだから。あんなのとは一緒にされたくない。同業者もそうである。周りを全く気にしないような身なりや挙動、真剣に嫌気がさす。
だから決めた。漏れはもうこの趣味から足を洗う。もちろんこの趣味において、いやなことばかりではなかった。楽しいこともあった。というか、楽しいことの方が多かったと思う。
この趣味を通じて、見知らぬ土地へ旅をする楽しみを知った。旅先で味に触れたり、哀愁を感じたりした。音楽というもののおもしろさを知った。確かにこの趣味のおかげで別に知った楽しみもあった。その点は感謝したい。
でも、漏れはもう普通の少年に戻りたい。まだ遅くない。今が青春のさなか、だから戻ろう。
MDはもう音楽再生以外に使わない。集音マイクは暇なとき授業でも録音するのに使おう。一脚はいずれ何かの撮影に引っ張り出すとしよう。

さようなら、発車メロディー。ピリオドを打とう。


ろくぬけた。