エイプリルフールのネタを考えよう03年版

富士急行、鉄道線をジェットコースター化

富士急行（本社、山梨県富士吉田市）は１日、同社の鉄道線の全線を
ジェットコースター化すると発表した。
現在同社が経営する「富士急ハイランド」では世界最高速である時速
170キロを誇るジェットコースター「ドドンパ」など３台のジェット
コースターが稼働しており、これらが好評を博している一方、鉄道線は
最高時速65キロであり、所要時間に対する苦情が絶えなかった。
このため同社では、鉄道線をジェットコースター化して観光の目玉と
した上で、所要時間の短縮と乗客増を狙うことになった。実現すれば、
旅客輸送を目的としたジェットコースターは世界初となる。

計画では、同社の大月線(23.0km)と河口湖線(3.0km)をジェットコースター
用に造り替える。このため全線が立体交差となり踏切が解消されるが、
工事のため１年ほど営業を休止する。工事費は国土交通省の鉄道連続
立体化事業の適用を受けるため、同社の負担は大きくならない見込み。
完成後は大月〜富士吉田で新幹線以外では日本最速となる最高180km/h
運転を行い、両駅間を最短９分で結ぶ計画だが、ジェットコースター
のため、年齢制限や身長制限が発生し、乗客は安全ベルトをした上で
乗車するため、持ち込める荷物にも制限が出るほか、10倍程度の運賃
改定も行われる予定である。
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