>>116 http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?c=5&kiji=504 北勢4市議選で市民グループ、政策アンケート計画
四日市市の市民グループが、今春の統一地方選である四日市、鈴鹿、桑名、亀山の4市議選の立候補予定者に公約や政策ビジョンを質問するアンケートを計画している。
最も身近な議員を選ぶ目安にするため、北川知事が提唱するマニフェストの考え方で市議版選挙公約集を作ってみようと企画した。各市が抱える課題にどう対応するのかなど、質問項目のアイデアも公募している。
アンケートをするのは、合併をテーマに北勢4市長によるシンポジウムなどを開いた実績があるNPO「クロスポイント」を核に市民が集まった北勢地域政策ウオッチャー(宇野誠代表)。メンバーは自営業者、元サラリーマンら十数人だ。
「議員の中で最も身近なはずの市議会議員だが、その政策を知る機会は選挙公報ぐらいしかない。『地元の議員だから』『頼まれたから』といった理由で投票する人が多いと思うが、政策を知る機会があれば、選び方も変わるのではないかと考えた」と宇野さん。
大学教授の助言も受け、北勢の4市議選の立候補予定者を対象に政策アンケート実施を決めた。対象者は150〜200人近くになりそうだ。
質問は、4市議選共通の基本7項目=別表=を用意したが、このほか、立候補予定者の考え方や各市の政策課題などについて質問したい項目を募集している。
質問項目と名前、住んでいる市町名、連絡先を書き、10日必着でファクス(0593・54・5666)か、Eメール(
[email protected])、郵便(〒510・0045四日市市蔵町4の17四日市市市民活動センター内クロスポイント気付)へ送る。
応募の中から、短期間で確実に回答してもらえる質問項目を選び、アンケートに入れるという。
アンケートは、今月下旬に立候補予定者に依頼し、月内に回収する計画だ。結果は、4月14日に記者会見やホームページで発表する。
事務局長の青木東彦さんは「選挙後も追跡調査し、当選した市議が公約や政策ビジョンの実現のためどんな努力をしたかをチェックし、評価基準を作りたい」と話している。
共通質問の項目
Q1 公約。現元職なら議会実績。新顔は地域活動の実績
Q2 特に力を入れたい分野と具体的な政策ビジョン、方策
Q3 地方議会は地方自治のチェック機関か
Q4 企業、労組、自治会などの支援を受けているか
Q5 有権者への活動報告や情報共有をどうするか
Q6 市町村合併をどう考えるか
Q7 自治体財政健全化に向け、どうすればいいか