【2003】10年後の世界を見てきました【2013】
子供に「いわて銀河レールパーク」の広告を見せられ、連れて行ってくれるようせがまれた。
広告を見ると、昔懐かしい車両が勢揃いだ。それを見てつい、子供の要求に応えてしまった。
早速、テレビのリモコンで座席予約を入れた。これも、デジタル放送のおかげだ。
これが10年前なら、窓口に行かなければならなかったのだから、便利な世の中になったものだ。
そして、当日。朝も早いのに、子供は非常に元気だ。楽しみで、昨日から寝付けなかったらしい。
親としてはきちんと睡眠を取ってほしかったのだが、自分もよく似た経験はあるので子供を非難する資格はない。
駅に着いたら、ICゆうちょカードが入っている定期入れをタッチして入場する。いわば、suicaのデビッドカードだ。
やって来た電車はE235系。ロングシートだが座席は柔らかくなっており、以前の209系のような不快感はない。
さすがに、一般客のクレームがかなりあったのだろう。なお、東京近郊区間はこのタイプで統一されている。
また、このE235系は最高速度は130km/hに抑えられているものの、加速がすごくいい。
これが登場した当初は足下がふらつく乗客も少なくなかったが、ATO導入で今はそのような事はなくなっている。
東京駅に着いた。雰囲気は10年前とさほど変わっていないが、京葉線への高速ムーブウォークが完成しており、
1駅分歩かされるようなことはなくなっている。今日は、鼠園に行く訳じゃないのでこれは使わない。
そして、新幹線改札でまたICゆうちょカードをタッチ。非常にスムーズだ。
しかし、隣の東海道新幹線改札は相変わらずデビッド非対応。特急券を取り出そうとしている人でつっかえている。
希にICカードをタッチしている人もいるが、これはICエクスプレスカードという自社カードだけ。ETCといい勝負だ。
時代や技術が進んでも、それを使いこなそうとする人がいないと、それが生かされない証明だ。