銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号part4.1

　　　　　 ＿＿＿＿＿
　　　 ／//////////ヽ,,
　　　ｆ ﾒー-----ー弋メヽ
　　　ﾄ|　___ ____ ____　.|ミﾐ|　 　 　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　ﾄ|_,,,,,,__ﾒ __,,,,,,_　|ミﾐ|　 　／おやおや、大量のクソスレのためにせっかく
　　　ｆ|.-=｡=Ｈ-=｡=~iｰ6}ﾘ　＜　僕のために立ててくれたスレがdat落ちして
　 　 'ﾋ______ﾉﾊ､_____ﾉ　!!|　　　|　しまったのはいかがなものか。今後はこのような
　　　 ｆ　 _, ,ム、､_　　 ./　　 　＼ことのないようヤング諸氏には言を呈しておく。
　　　 ヽ　ｨ-==ｰ-i, ,ノ 人　　　 　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　 ＼,_＿＿_／／　/~丶_
　　　　　　人,_____／　／　　　＼
　　　　 ／|_/寸　＼ /

2get

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
二重惑星のラーラ(6)
どうやらメーさんは無事だったようだ。あたりの惨状を目にしてメーさんは「がまんできなかった
んですか」と呆れたようにいう。しかし男たるモノ、ここは頑として筋は通さねばなるまい。
しかし時間が少しずつたつにつれ液体水素の酔いがまわってきたようで頭がクラクラする。
メーさんも「酔っぱらってしまいました」とぐったり。意識が少し戻ったのは眩しい灯りと
ベッドの上だった。どうやら医者に運ばれたようだ。メーさんはすでに目覚めていたようで
医者らしき機械化人女性と話をしている。「あの人の体をもらう」とか言っているではないか。
おやおや、冗談ではない。いきなり機械の、しかも女性の体にされてはたまらない。しかし
メーさんが止めるのも聞かず女性は隣のベッドに寝ころんだ。「私はラーラ。すっかり心が
入れ替わるだけですから痛くありません」そう言うとラーラさんはスイッチを入れ強い衝撃と
共に意識が遠のいた。目を開けると今まで寝ていた僕の体が隣に見える。ベッドから立ち上がると
どうにも落ち着かない。やはりあるべきモノがないのだ。これでは歩いても不安定でよろしくない。
「まあお茶を一杯」と僕の姿をしたラーラさんが言うのでカップを口にするとまたまた液体水素
ではないか。思わず吐き出してしまった。
（続く）

　　　　　　　　 ノ ￣ `ー-､　　　　　　　　　　 若き引き篭もりを救済するため
　　　　　　/⌒　　　　　　　＼　　　　　　　　　このスレを企画した
　　　　　/　　　　　　　　　　　`ヽ　　　　　　　>>1が　悪党のわけが無い
.　　　 　|　　　l~~＼　　　　　　　 ヽ
　　　　 |　　ﾊﾉ　　 ヽハﾊ､ 　 　 　|　　　　　　>>1は皆様に
.　　　　|　ノ　　 ー―― 　 ＼　　 .|　　　　　　他者とのコミュニケーションという
　　　　| / ＿＿__――　＿＿ヽ､　|　　　　　　未曾有のチャンスを与えているのです
　　　 r-l､　＿＿_`　　'´＿＿_　|Yヽ
.　　　に| |　`―ﾟ‐'| 　 |`ーﾟ―'　|.|っ|　　　　　糞スレ化くらい
　　　 |O|.|　――'| 　　|`――'　||б!　　　　　その未曾有のチャンスを考えれば
　　　 ヽ_|| 　＿.ノL＿_」ヽ＿　　|l_ソ　　　　　 安いもの
　, -‐'''￣| / 下三三三三ヲヽ .|￣'''‐-
　::::::::::::::::|l＼　 ￣￣￣￣　 ／|:::::::::::::::　　　　このスレは非常にリーズナブル
　 :::::::::::::::|.＼＼　　≡　　／／|::::::::::::::::::　　　 良心的スレでございます
　 ::::::::::::::::|　 ＼ ￣￣￣ ／ 　|::::::::::::::::::::
　 :::::::::::::::::| 　　 ＼　　／　 　 |::::::::::::::::::::::

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
二重惑星のラーラ(7)
「いっそ、その体で先生として取材を続けるのはいかがですか」とメーさんがいうがそれは困る。
僕には妻子もあるし、女性の姿ではレイルウェイ・ライターとしての示しがつかない。なにより
受け身のﾊｱﾊｱは僕には受け入れられない。とにかく２人で話し合うのでメーさんには席を外して
もらった。２人きりになると僕の姿をしたラーラさんを一気に押し倒した。ラーラさんは「何を
するんですか！」と抵抗するが、僕が襲われているようで不思議な感覚だ。ともかくズボンを
脱がせ「ﾊｱﾊｱの素晴らしさを教えよう！」とイチモツを口にした。すでに幾度となく機械の体との
ﾊｱﾊｱは経験済みだが、逆の立場というのもそれなりに快感だ。抵抗のやんだラーラさんをソファに
横たえ僕が上になってﾊｱﾊｱする。いつもとは違う視点で新鮮な驚きだ。ラーラさんも何度も絶頂に
達したようで、まだまだ僕の体も精力ではヤングに負けないと自信を持った。とにかくﾊｱﾊｱでの
説得が功を奏してラーラさんは僕の体を元に戻してくれた。窓の下で待っていたメーさんを呼ぶと
「あら、またやっちゃったんですね」と苦笑い。しかし元の体に戻ったことで一件落着、うっとり
した目でラーラさんが見送ってくれ僕たちはホテルに向かった。
（続く）

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
二重惑星のラーラ(8)
朝目覚めると久しぶりにイチモツが勃っている。やはりあるべきモノがあるというのは気分がいい。
洗顔をすませメーさんともども、完全機械化駅に向かう。向かいのホームに停まっていたローカル
列車に若者が大勢乗り固形燃料をなめながら騒いでいた。完全機械化駅が廃止になれば、隣の惑星
へも移住するのだろうか。この完全機械化駅も、ちょっとした工夫で、利用者をふやせそうな感じが
するのだが。完全機械化駅にかぎらず、駅へ行けば待たずに列車がくるという安心感があれば、お客
の総数がふえることはたしかだろう。それで採算が合うかどうかは別だが、銀鉄労使はいくつか
モデル線区をを設けて、１〜２両のミニ列車でワンマンひん発運転の”実験”をしてみる気には
なれないだろうか。生きている駅をやめ急ぐことはない。かつて「機械化運動」が盛んだったころ、
ときの銀労委員長は「座して死を待つよりは・・・」と機械帝国当局に立ち向かったものだったが
・・・。各地で赤字ローカル線廃止反対を唱えている銀労から、利用者をふやす工夫の具体策が示
され、当局も受けてたつことを期待したい。それでダメなら、そのときはそのときである。完全機械
化星の下車は、かなりの収穫があったように思う。それにも増して機械化女性に心を入れ替えられて
「機械の体」と「女性」の体験ができたのが嬉しかった。999号に乗り込むとガクンとした衝撃と
共に定刻に発車した。さっそく食堂車に出向き機械定食なる特別メニューを賞味する。別にネジや
金属板を食べさせられるのではなく、機械化世界をモチーフにした創作料理とのこと。飲み物の
液体水素も事前に中和剤が入っているとのことで一安心。またたく間に平らげタバコに火をつけ
一服した。金貨１枚という値段と照らし合わせ、まずまずの味ということにしておこう。
（続く）

二重惑星のラーラ(5)を読みそびれたのですが、今から読む方法はありますか？
旧スレはdat落ちしているようですが。

>7
ttp://hobby.2ch.net/test/read.cgi/train/1035437574/l50

>>8
だからそれがdat落ちして読めないんだってば。（藁

age

>>7

(5)をバックナンバーとしてこのスレにあげてください＞種寸直樹 ◆bIhJ0C9VEw 先生

>9
↓↓　俺読める
ttp://hobby.2ch.net/test/read.cgi/train/1035437574/l50

ワンマンage

>>9
●買え

>>14
何買うの？

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
二重惑星のラーラ(5)
完全機械化駅ホームには「完全機械化駅を守る住民の会」という立看板も見えた。999号から
切り離されすぐにオカマヤー機関区へ回送される機関車を見送り駅を出た。駅前通りには地元
名産の液体水素を売る店がいくつか並び、バスが走る公道の角には、おいしい「固体燃料」を
食べさせる立派な喫茶店があった。完全機械化駅がなくなれば、喫茶店ともども、液体水素の
小売店は隣の惑星に引っ越さねばなるまい。とりあえずは腰を落ち着けようとメーさんと一緒に
喫茶店に入る。さすがに固体燃料は食べられないので試しにと液体水素のお茶を注文する。
ほどなくグラスに入った液体水素が届けられたが、メーさんにだけである。どうして僕には
こないのかと不思議に思ってウェイトレスを呼ぶ。「ペットもお茶を飲むの？」と驚いた様子。
僕のことをペットとはひどい侮辱できわめて不愉快だ。届けられたグラスを憮然としながら
一気に飲み干すとノドがヒリヒリして痛い。と思う間もなくドカンッと爆発した。なんと液体
水素は僕の胃には合わなかったのだ。まわりの機械化人がドヤドヤと集まり僕が生身の人間だと
知ると口々に罵り、店の外に放り出されてしまった。客に対してなんたる態度かと頭に血が昇り
店へ戻るとなんと機械化人達はメーさんをも襲おうとしているではないか。これはいけないと
大声で機械化人達を一喝し片っ端からスタンガンで機械化人を倒してしまった。
（続く）

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
賽の河原の開拓者(1)
昨夜、オカマヤー銀河放送の仕事をしている岡巻瓶蔵ディレクターから汽車旅番組の相談をしたいと
電報で連絡があり、次の停車駅「賽の河原」で会う約束をした。岡巻さんは「鉄道ｱﾅｰﾙ」の読者
だそうで、オカマヤーに住んでいても銀河鉄道には乗ったことがないから、いろいろ話を聞きたい
とのことだった。停車駅が近づき「次なる停車駅は「賽の河原」、「賽の河原」停車時間は３０分」
と車掌が事務的に告げて走り去る。メーさんが先生のことが新聞に載っていますよと僕に新聞を
渡してくれた。「銀鉄マン、増収策学ぶ」の見出しで僕の講演が紹介してある。それはいいのだが
「種寸さんは４月から約１年かけて地球からアンドロメダまで銀河鉄道を利用して旅行した体験
から・・・」ともう取材が終わったことになっており、読者はびっくりするのではなかろうか。
銀河日報記者が僕に尋ねたこともなく、広報かどこかでいいかげんに聞いて書くからこういうことに
なる。やがて列車が高度を落とし始めると地表の様子が見えてきた。一面ゴバンの目のようにも
見える。メーさんがあれは畑ですと教えてくれた。そしてゆっくり999号は駅に滑り込んだ。ホーム
へ降りると若々しい岡巻ディレクターはすぐわかった。局内では瓶ちゃんと呼ばれているそうで、
そのほうが感じが出るから以下、瓶ちゃんと記す。汽車旅好き同士なので堅苦しいあいさつ抜きに
してメーさんと３人、駅の外に出た。
（続く）

>>16
ありがとうございます。
これからも面白い連載をお願いします。

ageておきます。

>>18
ﾏﾀｰﾘ続けますので、気がついたらageておいて下さいね。どうもありがとう。

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
賽の河原の開拓者(2)
賽の河原駅は河原平野の続きといっていいのかどうか。ともかく広々とした畑のまん中で道路が
直角に交わっている場所にポツンとある。昼飯どきはすぎているのだが、農家が点在するだけで
食堂・喫茶の類はまったく見あたらない。唯一、銀農スーパー「Ｇコップ」だけが堂々とした構え
を誇っている。かつて「ぶらり銀鉄の旅」で宇宙行軍の途中、なにもない衛星軌道上の「Ｇコップ」
に救われたことがあった。天気はよく、ピクニック気分で昼食をとることにし、「Ｇコップ」で
パンとチーズ、きわめつけに安かった鯨肉をひと山、それにコップ酒を買い入れた。広い店内は
２人の機械化人バイトだけで商売が成り立つのかどうか気になるが、ひととおりの商品はそろって
いた。「初めて来たこんなところで鯨を食べられるとは思わなかった。気まぐれはいいな、こうした
感じで汽車旅の番組をつくりたいんです。湖の女王線やオーロラ線がいいでしょうね」オカマヤー
銀河放送の局内で春の特番企画を募集中で、瓶ちゃんは銀河鉄道の特集番組で応募するのだという。
うまく採用されれば、春の番組改編期前後に収録の運びになる模様。そのときはリポーターとして
僕を採用するよう、あらかじめ売り込んでおく。環境保護団体に抗議されるのではないかと心配に
なるほど鯨肉を食べ、腹ごなしに散歩するうち雲行きがあやしくなってきた。
（続く）

この板下がるスピードがはやて並です。
みちのく復活希望。

age

age

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
賽の河原の開拓者(3)
皮肉なことに鯨肉をぜんぶ食べきらないうちに大粒の雨が落ちてきた。痛いような雨に打たれて
近くの小屋にかけ込む。瓶ちゃんの話ではこの近くの権兵衛農場がオカマヤー近郊の行楽地として
人気が出ているそうだ。「あんた方、アンドロメダからきたの？」やぶから棒に畑を耕していた
おじさんに尋ねられてびっくり。ここはまだ銀河系である。「いえ、地球ですけど」などとぼそぼそ
答えているうちに合点がいった。荒涼と広がる農場をながめて瓶ちゃんと「ここは開拓時代のアン
ドロメダに似ているね。アンドロメダの人がきたら故郷を想うのじゃなかろうか」と話していたのが
半分ほど聞こえたのである。おじさんは権兵衛さんという。おやおや、今さっき話していた人気の
農場主ではないか。「オーナーさんですね」と言ったら「そんなかっこええもんじゃないさ」と
笑われた。ひとしきり降った雨がやみ、権兵衛さんに礼を言って農道を駅へ向かう。しかしあれだけ
降った雨がすでに地面に染み込んで痕跡がまったくない。水たまりひとつ見あたらないのだ。「賽の
河原なんで、いくら水をまいても乾いてしまうんです。夏場の乾燥時のころなど、乗用車で走れた
もんじゃありません」瓶ちゃんの解説を聞くうち駅に着き999号の発車にゆうゆう間に合った。くた
くたになったに違いない瓶ちゃんは運賃の安い星間バスでオカマヤーへもどる。超特急999号に乗る
僕たちの方がオカマヤーへは先行することになる。今度は汽車旅番組で会おうよ・・・と再会を
期したのである。
（続く）

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age

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
次元航海惑星(1)
そろそろ次の停車駅だと思うころ、窓の外を大きないん石が流れていく。何事かと目をみひらくが
次から次へと流れていくので一大事に違いない。車掌がやってきて申し訳なさそうに「次の停車駅
は海の星の駅でしたが、その・・・星がなくなってしまいました」という。おやおや、星がなくなる
とは大事である。さっきのいん石は星の破片だったのか。メーさんが「列車の軌道は大丈夫なんで
すか？」と車掌に問いただす。調べますと車掌が機関車に向かったところで、大きな衝撃がはしり
脱線した。なんでもいいからつかまらないと外に放っぽり出されそうだ。あちこち体をぶつけて
痛いと思う間もなく、床にたたきつけられて列車が停まった。どうやらメーさんも無事のようである。
窓を開けてみると、外にはごく普通の風景が広がっている。なくなったはずの星がきちんとある
ではないか。車掌が「宇宙図にはこんな星はありません」というがどうもはっきりしない答えで
ぞっとしない。３人で機関車に向かいコンピューターにたずねるが、機関車にもわからないらしい。
まったくここはいったいどこなのか。いったん客車にもどり腰をおちつける。ふとメーさんが
「あの山の上を見て下さい」というので、双眼鏡を取りだして見ると丘の上に女性らしき人影が
見える。「きれいな女の人が、女王みたいだ」というとメーさんは思いだしたように「女王エロ
テリーナかも」とつぶやいた。
（続く）

age

モッコリ上げ

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
次元航海惑星(2)
いったい何者なのかと聞くと「次元航海惑星の女王でエロテリーナ�V世です」おやおや、女王様
とは結構な響きで、またお手合わせ願いたいものである。それでメーさんが続けるには「まあ
その・・・いわゆる同性愛の女王です」さすがにこの方面のことはメーさんが詳しい。しかし
美女でありながら男嫌いとはもったいない。ここは一つ、僕が男の手ほどきをしてやらねば
なるまいと思う。メーさんが「お食事を済ませておきましょう」という。なにもこんな時にと
思うが「まず食べてからが戦いです」と言われれば致し方なし。２人で食堂車に向かい席を取る。
ほどなく肉汁がしたたる分厚いビフテキが運ばれた。メーさんは優雅にもワインまで飲んでいる。
「先生もいかがですか？」と尋ねられるが、食べるのに一生懸命でそれどころではない。半分ほど
食べ終えたところで外から変な音がして強烈な爆発で列車の外に放り出されてしまった。「男は
すべて汚らわしい。それが私のやり方だ」という声を耳にして最後に気を失ってしまった。ふと
目が開き気がつくと冷たい岩の地面に寝かされていた。まわりを見渡すと同じように車掌も倒れ
ている。どうやら車掌も無事なようだ。灯りのもれる鉄格子越しにとなりの部屋を見ると
ふわふわのベッドにメーさんが寝かされている。男と女でえらく待遇が違うものだと憤慨する
ばかり。
（続く）

唖ゲ

￣￣￣￣￣￣￣○￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　O 。
　　　　　　　　　　　　　　　　 , ─ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　/,/＼ヾ＼ 　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|＿＿|＿＿|＿　　 __（（´∀｀＼　）＜　というお話だったのサ
|＿|＿＿|＿＿|＿＿　／ノへゝ/''' 　)ヽ　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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|＿|＿|　从.从从　　| ＼__￣￣⊂|丿/
|＿＿|| 从人人从.　|　/＼＿＿/::::::|||
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────────(~〜ヽ::::::::::::|／　　　　　　　　＝ 完 ＝

あげ

竜田揚げ

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
次元航海惑星(3)
なんとか鉄格子を外してメーさんのいる部屋へ脱出成功。メーさんも気がついたようだ。「おかしな
ことになりました」とメーさんは言うし、車掌も気味が悪いと困惑するばかり。しかたがないので
僕が先頭に立って地下牢から抜け道をたどっていくと光が漏れている横穴を見つけた。よく見ると
手品でよく見かけるギロチンというものではないか。「あした先生のナニをギロチンにでもかけて
切って楽しむつもりなのでしょう」とぶっそうなことをいう。男のシンボルを切ってしまうなど、
異常としかいいようがない。先を急いで通路を抜けると広い部屋の換気口にたどり着いた。中を
のぞくとベッドに誰か寝ているようだ。目を凝らすとエロテリーナ�V世ではないか。ひとこと
怒鳴りつけてやらねばと思うが、メーさんが「ほうっておいてもいいです。この人はいずれひどい
目にあって苦しみがわかるでしょうから」という。しかしいずれなどと気の長い話では困る。
ここは一つ、僕がきっちり諭してやらねばなるまい。メーさんと車掌には次元航海惑星のコント
ロール部の破壊を任せて先にいってもらった。気づかれないように慎重に部屋へ忍びこむ。
物陰に隠れたところでどやどやと人の気配がした。エロテリーナ女王が「何事か！」と叫ぶと
兵隊が３人が脱走したと告げた。「おろかか者ども、ひとの気分を害した者をそのままにして
おかぬわ！」と叫ぶ。兵隊が部屋から出ていくと同時に物陰を飛び出し女王をベッドに押し倒した。
（続く）

ﾊｱﾊｱしたい

あげて〜

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
次元航海惑星(3)
「何をする！」と女王は叫ぶが、それはこちらのセリフである。男に対してなんたる待遇かと
怒鳴りつけると、強気だった女王が涙ぐみ「初めてなんです・・・」というではないか。これは
結構なことだと、じっくり愛撫を行う。女王の体が桜色に染まりなんとも艶っぽい。たまらず
女王のドレスを脱がせ、僕もスッポンポンに。いよいよ女王のお初を頂くときがきた。充分に
湿らせてﾊｱﾊｱしようとするが「痛い！」と女王が叫んだ。ここはじっくり時間を掛けてﾊｱﾊｱしたい
ところだが、このままでは999号が発車できず、大きく遅れてしまう。痛いのは我慢するようにと
諭して一気にﾊｱﾊｱする。中はまったりしていて絶品である。これで男が嫌いなどとは、もったい
ないお化けがでそうである。このままいつまでもﾊｱﾊｱしていたい気持ちが高ぶり、時間を忘れて
しまいそうである。「もう許して下さい」と女王が懇願するが、僕のイチモツは止まらない。
一気にｶｸｶｸして女王が「ヒィー！」と絶叫すると同時に僕も逝ってしまった。もちろん中田氏だ。
そそくさと服を着て帰る用意をする。逝ってしまってグッタリしている女王にこれからは男を敬う
ようにと、苦言を呈して宮殿を後にした。列車まで駆け足でもどると、破壊された車両を切り離し
てすでに発車準備が整っていた。手近なデッキから乗り込むと車掌とメーさんがお出迎え。車掌は
すぐに出発しますと機関車の方へ駆けていった。「女王はどうしたんですか」とメーさんが尋ねる
ので、ちゃんと教育してきた、しばらくは気がつかないというと「またやっちゃったんですね」と
呆れられた。しかし僕のおかげで宇宙から一つの迷惑が消え去ったのだからもう少しいたわって
くれてもよさそうなものだ。999号は遅れを取り戻すようにスピードを上げた。
（続く）

age

揚げ
最近アラシさんが居ないので忙しいですな．．．

>>42
ちょいと忙しいですな。(藁)
スレを定期的にageてくれた保線員クンはご苦労さまであるので、銀河鉄道本社に
保線区武装司令部付長官代理に任命するよう、進言しておきました。

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
白骨の歌(1)
999号は若干荒っぽい運転ながら遅れを取り戻したようだ。もうそろそろ次の星が見えてもいいはず
だが、何も見えない。車掌がやって来て「次の停車駅は「昨日の歌をうたう星」停車時間は7.6時間
と22秒」と告げる。通り抜けようとする車掌をつかまえ、ただすと「手前に暗黒ガス雲があります
から、停車寸前まで見えません」とのこと。メーさんも「星も人もちょっと変わっています」と
教えてくれる。ガス雲に近づくにつれ、ヒューヒュー音が聞こえる。メーさんは「昨日の歌を
うたう星」が昨日の歌をうたっています」というが、客車のすきま風のようでぞっとしない。さて、
この「昨日の歌をうたう星」では東海虎男クンと落ち合うことになっている。彼は僕の親衛隊の
常連メンバーで、銀鉄職員である。月面高校を卒業してオカマヤー管理支局にはいり、２年間、
完全機械化駅で小荷物などの仕事をしたのち、車掌試験に合格した。この取材のときはオカマヤー
鉄道学園で、車掌になるための勉強中だったが、たまたまこの日が休みにあたり、顔を見るといって
やって来た。その東海クン、前日の夜、オカマヤーからマゼラン方面直通の急行756号に乗って、
「昨日の歌をうたう星」で僕たちを迎えにホームまで来るという話だったが、あたりを見回しても
影もない。朝刊を見れば、前日、銀河本線で脱線事故があり、一時、上下線とも不通になっていた
から、復旧訓練にでも呼び戻されたのかと思ううち、僕たちがホテルの部屋に落ち着いて間もなく、
頭をかきながら現れた。「いやあ、ひどい目にあっちゃった。もうホテル「ホロホロ」は、こりごり
です」
（続く）

保線区武装司令部付長官代理に出世するかもしれない記念　あげ

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
白骨の歌(2)
聞けば、夜行で仮眠するよりホテル泊まりにしようと、前日、特急924号と終列車を乗り継いで、
深夜の「昨日の歌をうたう星」に着いた。電話帳を眺めてビジネスホテルらしい所へ、つぎつぎ
電話するのだが、どこも出ない。ようやくフロントが起きてくれたホテル「ホロホロ」は駅から
かなり離れていた。明日は早いからと勘定を済ませ、5時前に目を覚ましたのはよかったのだけれど、いざ外へ出ようとすると、玄関のドアがロックされていて開かない。従業員の居室らしい部屋に
向かって、お早う、お早うと何度叫んでみても音さたなし。なかなか非常口も見当たらず、やっと
脱出に成功したと思ったら、泥棒よけとかいう仕掛けに引っかかり、あやうく穴だらけになる所
だったそう。やっと脱出に成功して駅に駆けつけた時は、すでに999号は到着してしまっていた。
やむなく東海クンは駅前で僕たちを待ち受けたのだけれど、なにぶん気まぐれ列車なので、行程が
はっきりしない。駅前を見ると喫茶店があり、ここで一服するだろうと考えた。しばらくして999号
から降りてくる僕たちの姿が見えたのでひと安心。2人が改札を出て出札窓口へ向かったのも確認
したが、入場券でも買うのだろうと席を確保して待っていたよし。この近くに銀河郵便局がある以上、
僕たちがこれを見過ごすはずがないことくらい分かりそうなものだが、こちらが喫茶店前を通り抜け、
乗り込んだローカルバスが発車したころ、東海クンの注文したモーニングセット3人前が運ばれて
きてしまった。それでも駅で取材でもしているのだろうと思っていたというから、お気の毒という
ほかなし。ほどなく僕たちが来ないことに気づき、朝っぱらから手違いばかり起きる我が身の不運を
嘆きながら、なんとなく４時間余りも居座ってしまったというのである。ほんとにほんとに、
ご苦労さま。
（続く）

［　銀河大橋の地元負担増　絶対反対　！！　］

ただいま時間城ではミレナリオ開催中！！

混雑緩和のため、往復には銀河鉄道をご利用ください。

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
白骨の歌(3)
「前にオカマヤー（当時トレーダー）から、この星にたどりついたときも妙な旅だった。オカマヤー
から星間ロケットでこの星に降り立ち、時刻表には載っていないローカルバスに1時間も揺られた
立従という集落からテクシーで30分歩いて、山奥の連れ込みをたずねたんだ。ランプの一軒宿でね、
白骨の歌温泉といった。ひとり旅で、その帰りのことなんだ・・・」まだ銀河日日新聞の社会部記者
だった頃、行軍記者といって、好き勝手な企画をたてて突撃取材をする日々が続き、冬の増刊用に
軽いタッチの携帯シリーズ「どこも」に取り組んだ。ひとひねくれ、ふたひねくれした穴場紀行で、
開業直後の「昨日の歌をうたう星」駅もとりあげたが、僕自身で出かけたのは、この白骨の歌温泉。
温泉ガイドブックから見つけだしたものの、逝ってみないことには、ものになるかどうか判然と
しないので、カメラは僕がハンディタイプのビデオで隠し撮りをするという段取りだった。山奥へ
踏み分けた甲斐あって、ねらいどおりの雰囲気で、「性」と題して、こんな記事になった−−
（続く）

初めて読みました。
昔から９９９好きだったんで、結構面白いです。
しかし先はまだまだ長いですし、無事完結するのでしょうか…。
とりあえず、ガンバッテ下さい。

このスレをごらんの皆さん、ageにご協力をお願いします。
（そろそろお休みで帰省される方も多くなり、気を抜くと落ちる危険性があります。）

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
白骨の歌(4)
「霧が流れて、渓谷のほとりにある白骨の歌温泉の一軒宿を隠した。栗都栗鼠山のふもと、杉林の
奥である。スギ花粉がもうもうと飛び散り、ティッシュが手放せない。いろりの間を熱風が
吹き抜け風呂上がりにサウナ状態。炭火を絶やさない炉端には、何時間も老主人がすわったきり。
「新鮮なゆで卵を食べてもらえんのが残念じゃ。ニワトリの数も減ったし、なにしろサルモネラ菌
汚染がひどくて。若い娘だけが財産じゃ」客の顔を見てから小屋にいき、丸々とした卵を取ってきた
ころの話を繰り返す。機械化人撃ちの名手だが、このところ銃にも縁がない。電気もこず、電話も
ない秘湯。観光マップにも、その名がない白骨の歌温泉も、毎年目に見えて変わった。宿のまわりを、
ぐるりと金網で囲った、改築工事の目隠しが痛々しい。銀河標準元年に猟師の連れ込み宿として
開かれ、若主人は10代目。連れ込みから不倫へと客筋は移り、ここ2、3年、風俗情報誌が
穴場として紹介したため、オカマヤーから不倫ｶﾌﾟｰﾙがふえた。そしてたちまち乱交。
ハンディビデオをベッドのそばに置いて準備万端となるころ、ランプに火がはいった。過疎の地
にはめずらしく若い娘が僕の相手をしてくれた。メガロポリスで5年「好き勝手をして」両親を
頼ってもどってきたとか。「昔のままﾊｱﾊｱしたいというお客さんが多いけれど、無理な状態なん
です」広々とした機械式回転ベッドも、政府の指導で普通のベッドに替えた。対岸には立派な
風俗街が来年には完成、外国人娼婦であふれかえる日も近い。ﾊｱﾊｱでおそろしく響く娘の叫び声。
山間の”秘”湯への挽歌ではなかったか」
（続く）

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　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　 （　::;;;;;;;;:） 空気読めないバカだな。
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星野芽衣子さま

age〜るぞよ！

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
白骨の歌(5)
さてローカルバスは1時間弱で山と谷を越えて奥地の集落に着いた。簡易郵便局では1人のじいさまが
所在なげに座っていたが、テキパキと処理。めでたく178251局目の旅行貯金をすませた。ところが
バス停の時刻表をみると今のバスが最終なのだ。バスの営業所はこの集落よりさらに先にあり、
銀鉄の駅へ向かうバスは午前中に2本だけなのだった。じいさま局員の話では山を越え駅の方へ
抜けられるというので、タクシーを呼んだ。郵便局前まで車は入らず近くの電話で時間を打ち合わせ
ておくと、10分あまり歩いた所まで迎えに来てくれるのである。「銀河鉄道の駅へねぇ。風が強く
なけりゃ大丈夫だけど、どうかな。無理なときは引き返す約束なら逝きますよ」配車係は、こんな
返事をした。いざ車に乗って曲がりくねった山道を上り下りするうち、「風が強くなけりゃ大丈夫」
の意味が分かった。途中で大きなクレバスを越えるのだが、橋がないのだ。そのかわり、ジャンプ台
がつくってあって、いっきに飛び越えて突破する。運転手の話だと、橋を掛けても宇宙風ですぐ吹き
飛ばされてしまうそうである。こんな難所を2、3か所通過して20分も走ったろうか、少し心細くなり
始めたころ、ようやく人家がみえ、白骨の歌温泉の立て札が見えた。僕が取材した頃とはうって
かわって、風俗街のネオンがにぎにぎしい。あのランプの一軒宿が、今どう変わっているのか、
分からないし、分からないほうがよいような気もする。
（続く）

あぶらage

保線age

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
白骨の歌(6)
あの娘はどうしているのだろうかと、ぼんやり外を眺めていると「ああ、白骨の歌温泉は、うちの
親がスキー場とゴルフ場の開発をしていますよ。会員権でもひとつ、いかがですか」メーさんが、
きわめて現実的な半畳を入れた。親子愛豊かである。ひとつと言われても、車を買うわけじゃなく、
うっかり合いづちなどうてない。車で白骨の歌温泉を通ったときも、じつは現実に引き戻された
のだ。しばらく前から気になっていたのだが、タクシーのメーターが、やたらカチカチ上がる。
白骨の歌温泉までくれば頻繁にバスがあるはずだ。よほど、ここで降りると言おうかと思った。
でも運転手氏にしてみれば、銀鉄の駅へ行く遠出の客と張りきって来たのだろうし、申しわけない
などと考えているうち、どんどん先へ進んでしまった。こうして金貨十数枚也を払って、無事、
「昨日の歌をうたう星」駅前にたどりついたのであるが、予算が大きく狂い、できれば駅前の豪華
料理店で痛飲というプランは消し飛んだ。娘たちのみやげに、電動こけしを買うと、もう財布は
軽く、発車まで999号の中でおとなしくしているほかなかったのである。
（続く）

ニセコエクスプレスage

トチロー心の俳句

アルファコンチネンタルage

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
霧の葬送惑星(1)
ウトウトしている所をゆさぶられ目が覚めた。「寝ているところを起こしてすいません。そろそろ
次の駅ですから」とメーさんがいう。ほどなく車掌がやってきて「次の停車駅は「葬送惑星」停車
時間は１３時間４０分」と告げた。あまり長居したくない名前であるが、メーさんに「ここは星全体
がテーマパークになっています。お葬式を楽しめますよ」と言われたのでとにかく降りよう。葬式
などというと、あまり気持ちのよいものではないが、普通は自分の葬式を生きたまま体験できるなど、
生涯無いわけだからモノはためしだ。駅が見えてくるとお線香の香りまで車内に漂ってきてムード
は満点である。もの悲しく聞こえる汽笛を鳴らして999号はいつもより静かめに停車した。ホームに
出ても霧でよく見渡せない。とりあえず改札を出て駅にある青の窓口で金貨４枚を投じ「葬送１日
パスポート」を手に入れよう。係員はテキパキとガルス端末機を操作し僕とメーさんの分を一緒に
渡してくれる。葬送惑星駅の橋上コンコースには、読者の浴衣(主婦)が待っていた。２年ほど前の
星雲外周気まぐれ列車の旅で「またきま〜す」と別れていらいだ。この間に結婚して地球からこの
葬送惑星に転居した人妻である。夫婦ともどもこの惑星のスタッフとして働いているそうだが、
軽装の旅姿だと学生としか見えないさわやかな女性で僕のお気に入りである。さすがに今日は
黒いワンピースの喪服であるが、こちらもよく似合っており艶っぽい。３人で人ごみをぬいながら
黒い駅舎をながめてペデストリアンデッキにつづく遊歩道のような橋で三途の川を渡るわたると
正面入口。まずはパスポートを提示し始めのスタンプをペタリと押してもらう。ここで入口の
係員が黒い布を頭からスッポリかぶせてくれる。
（続く）

先生、新春からお疲れさまです上げ

初詣には銀河鉄道をご利用ください。

　ＩＧＲにサーヴィス求めるのは無茶と言う気も…。

エアポートライナーage

保守上げ

とりあえずage

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
霧の葬送惑星(2)
これで入国準備完了で中世の地球を模した街区へと入った。なるほど、丁寧な仕事で町並みをつくり
上げてあるが、全体的に整いすぎて生活感がなく、安っぽさはぬぐえない。ＴＶ局の大道具さん
あたりに頼んで、歴史を感じさす汚れをつけてもらえば落ち着くのではなかろうか。コミケ会場を
歩いているのと同じで日光が当たらないにもかかわらず、暑い。やたらに修学旅行生が目立つ。
三途の川を巡るクルーザーなどもあるようだが、きょうはごあいさつだけにして、パス。街は
西側に洋風、東側に和風と別れておりメーさんは洋風、僕は和風と好みが別れた。浴衣に案内され
まずは旅行局へ向かう。パスポートには入出国をふくめ１１カ所のスタンプ欄があり、星内の
旅行局ですべてのスタンプを押すと、「素晴らしい記念品」をプレゼントしてくれるという。
お楽しみは後にして更衣室に通され、白い着物に袖を通す。小物はスタッフが手伝ってくれて準備
ＯＫ。みずから棺桶に入るのはぞっとしないが、中はなかなか快適である。頭上には小さな液晶
テレビが取り付けられていて外の一部始終が観察できる。黒い喪服に身を包んだ人が三々五々集まって
きた。走り回ったりする子供の行儀の悪さはどこでも同じで、おもわず一喝しそうになったが、
今の僕は死人だということに気づいて赤面。式そのものはとどこおりなく進み30分ほどで終わった。
参加者は仕出し弁当をおいしそうにつまんでいる。それを見ていると僕もおなかが減ってきた。
もうガマンならじと思った頃、ようやく出棺の時間。霊柩車に乗せられる前にスタッフの助けを
借りて脱出。まるでマジシャンになったかのよう。こうして僕の「生前葬儀」は終わった。
（続く）

スレ存続上げ

ｾﾝｾｲとｹｺｰﾝしてしまいました。申し訳ない。

クリスタルエクスプレスage

age

あげおめ！！

あげおめこ！！

皆様、もそもそおめでとうございます。
今年もﾏﾀｰﾘ進みますのでよろしく。年末年始保守を行って頂いた方々には感謝致します

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
霧の葬送惑星(3)
更衣室に戻り手前の窓口でパスポートを提示すると「ごくろうさまでした」と声を掛けられる。これでスタンプ
も順調に増えた。こんどは黒いスーツに着替えるらしい。黒いネクタイを締めたのは何年ぶりだろうか。もたもた
していると浴衣が手伝ってくれ、なんとか様になった。大広間に戻るともう参加者が集まっている。30人くらい
いるだろうか、すべてエキストラ。式が始まりたいくつな読経も今日は真剣に聞いてみる。今度は走り回る子供も
おらず、粛々と式は進んだ。ようやく机が並べられ弁当や寿司が運ばれてきた。朝からなにも食べていないので
思わずお腹がグゥーと鳴る。まわりの話もそっちのけで箸を動かしていたら隣の浴衣に笑われた。仕出し弁当は
うまいが、やはり列車の中で食べる駅弁にはかなうまい。満腹したところで一服しまわりの話に割り込む余裕も
できた。本当はここから火葬場へ行くところだが、それはパス。エキストラの面々も散り散りになる。スタッフも
奥の片付けに引っ込んでしまった。皆が帰った後で一人残った浴衣を「おおお、奥さん・・・」と抱きしめた。
お決まりのシュチエーションなどと言わないでほしい。こんな背徳的な体験など、めったにできるものではない
からだ。「い、いけませんわ」「いいじゃないか。前から君のことが・・・」他のスタッフが片付けにくる前に
終わらせてしまわねばならない。浴衣を階段の陰に引っ張り込みﾊｱﾊｱする。「先生・・・先生・・・もうわたし」
「よし、僕も逝くぞ」一気に腰を打ち込み浴衣の「逝くっ！」と小さな声と同時に僕も逝ってしまった。もちろん
中田氏であるのは言うまでもない。浴衣の逝ってしまった顔は実に艶っぽい。このまま2度目に突入したいのは
やまやまだが、もう時間切れだ。少し化粧と着衣の乱れた浴衣を助けているとどやどやと人が入ってくる気配が
した。きわどいタイミングだったようで、ほっとする。
（続く）

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
霧の葬送惑星(4)
もう999号の発車まであまり時間がないので他の式には単なる参列者としてかけ足でまわる。腹ごなし
にもちょうどいい。浴衣の足元がおぼつかないのには苦労させられたが、これは僕のせいなので
仕方なし。ようやく１１カ所のスタンプ欄すべてが埋まり、これで葬送惑星もクリアだ。また更衣室
で服を着替え、黒い布をスッポリかぶる。暑苦しいがきまりなので、致し方ない。小走りでゲートに
到着し、出口で全てのスタンプが押されたパスポートを提示すると係員が灰色の小さな包みを渡して
くれた。どうやら「素晴らしい記念品」らしい。開けてみると名前を彫り込んだ位牌がついたキー
ホルダーと判明した。僕の戒名は「汽車旅酒性豪記者居士」なんだかよくわからないが、お守り程度
だと考えておこう。やっと暑苦しい黒い布を取ってもらって身軽になり、駅まで浴衣の手を引いて
歩く。まだまだ人波が途切れず、まっすぐ歩けない。それにしてもこれほど葬式を楽しむ人が多い
とは思わなかった。やっとの思いで駅が見えてくると、三途の川を渡る橋の上でメーさんが待って
くれていた。すっきりした顔で手を挙げると「先生なら葬式も楽しめるんですね」と皮肉を言われて
しまった。珍しい体験をしたからねとごまかしたが、浴衣とﾊｱﾊｱしたことがメーさんにはばれていた
ようだ。まったく、女の勘というものはぞっとしない。それとも僕に気を使ってくれたのだろうか。
3人でホームに下り浴衣に見送られ999号は「葬送惑星」駅を発車した。
（続く）

保守

フラノエクスプレスage
本年も銀河を駈け回ってください。＞種寸 センセ

たこage

種寸直樹 ◆bIhJ0C9VEw 先生、本物のタネムラ先生と疑いたくなるくらいうまい。

案外タネムラひ○りさんが書いていたりｗ

age

あげ

保守age

銀河鉄道保線中age

先生、今回の元ネタはハウステンボスですね。

昨年末発売になった別冊宝島の９９９特集は良かった。
このスレ見てる人は是非とも要チェック。

トワイライトage

銀河昼特急age

保守age中
この板は墜ちるのが早いね。

保線age

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(1)
ぼんやり窓の外を眺めていると見慣れない形の列車がすれちがっていく。地球を出てから他の列車と
あまり出会わなかったので新鮮である。そろそろ次の停車駅に着く頃だと思ったら「ここは銀河系側
の鉄道の分岐点なんです。いろんな星へゆくローカル線が出ています」とメーさんが説明してくれた。
すれ違っていく列車は少々古くさい。「あれはホーカワイン星への短距離列車です。あの星は教育
機関が集まっているので学生でいつも超満員です」古いディーゼルカータイプの列車はロングシート
に改造され立ち客でいっぱいである。そこへ車掌が顔を見せ「次の停車駅はオカマヤー、停車時間は
3日と22時間15分。レプティル線、アマゾニア線、布腹峠線。野の花線およびマストドン線とオーロラ
線はお乗りかえです」と告げる。かつてはトレーダーと呼ばれていたこの分岐点は、アンドロメダ
管理局内の路線網の拡充にともない名称が変更された。現在トレーダー分岐点は銀河系とアンドロ
メダ系の中間点、惑星ヘビーメルダーにある。今度は下から回り込むように別の列車がやってきた。
「これは重力鉄橋の向こう側のタカツマー行きの快速コスモライナー・・・」こちらは新車に置き
換えられたばかりのようで、ピカピカの２階建て車も連結している。やがて地表が見えてくると
多種多様な家が連なっているのがわかる。ずいぶんとにぎやかな感じである。999号はいつもと違い
レールの上に載ってもすぐには停まらず、ゴトゴトといくつものポイントを渡りやっとホームに
到着した。さすがは銀河系一の大分岐点である。広い構内にもゆとりがあり、多くの人でごったがえ
している。まずは改札を出てみよう。
（続く）

━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

オカマヤー分岐点 期待age

保守

特殊自動閉塞age

花子さんとﾊｧﾊｧ期待age

>>98
ﾊｧﾊｧ期待しすぎ

100 get

良スレage

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(2)
「何か食べましょう」とメーさんが言うので、手近なレストランに入る。メニューを見ても
牛丼は見あたらないので「ちゃんぽん」にした。レジのおじさんが小声で「大きな声ではいえんが
実は密輸品の輸入麺なの。倍まずいんだよ」ささやき、顔をしかめる。しかし他に食べたくなる
ようなメニューも見あたらないので、それで我慢しよう。運ばれてきたちゃんぽんは器こそ大きい
ものの、たしかに麺は硬く、コシもない。スープも薄味ながらバターでごまかしたような味で
はっきりいってまずい。半分も食べないうちに箸をおいてしまった。すると隣の席から声が掛かり
「おい、ネエちゃん。ワイの店で働かへんか？給料はずむで、どや？」下品なじいさまがメーさん
を何やら勧誘している。メーさんを水商売、はたまた風俗にでも引き込もうというのか。思わず
怒鳴りつけそうになったがメーさんが丁寧に断ったゆえか、じいさまはあっさり引き下がった。
「おっさんよ、サボか銘板か方向幕いらんかね。マスコンもブレーキハンドルもあるぜ」おやおや、
今度は僕の方だ。レイルウェイライターの僕に鉄道備品を売りつけようというのか。ズボンをさっと
たくし上げて、タイタンでもらった靴を見せる。「おっ、スノトレか・・・こりゃあ、お見それ
しました」とすごすご退散した。なかなかぶっそうな所である。「これでわりあい平和なんですよ」
とメーさんはいうが、盗品を堂々と売買するのは困る。店を後にしてホテルへチェックイン。
メーさんは夜の取材にと出かけてしまい、僕はせっせと読者からの手紙の整理に励む。一段落
ついたところでビールを一缶あおったが、明日は早起きしないといけないので、早々にベッドに
もぐり込んだ。
（続く）

保線作業中

救援機関車連結あげ

さあ逝くんだぁ、そのか〜お〜を〜a〜ge て〜

C形列車無線age

９９９通過待ちage

保線

あげ

（＾＾；

緊急浮上

今晩は落方が激しいのでage
１時間ほどで３８０まで墜ちているぞ

早々にベッドにもぐり込んだまま進んでないが、まだﾊｧﾊｧ終わってないですか？

種寸センセは今週お忙しそうですねage

朝の保線作業中

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(3)
朝、目が覚めると、隣のベッドではまだメーさんが熟睡していた。時計を見ると、やばい！大幅に寝過ご
してしまったようだ。あわてて準備をしていると、ごそごそとメーさんが起きだした。先に行くと声を
かけると「仕事が片づいたら追いかけます」と寝ぼけまなこで返事をした。急いでホテルをチェックアウト
し駅へ駆けつける。オカマヤー駅の改札前で、待合せを約していた神父（GBCオリオン放送勤務）、地元の
サーキットの狼（オカマヤープレス勤務、以下サーキットと記す）と落ち合うと、サーキットはマドンナ
をともなっていた。彼女は「オカマヤープレス」のモデルのバイトをつとめる女子大生で、ちょうど一年前、
「足袋」誌の靴下製造体験でオカマヤーを訪れたとき、サーキットと一緒に市内を案内してくれた。サー
キットは彼女を僕のﾊｱﾊｱ相手にと気を使ってくれたらしいのだが、僕がパートナーにしたくなる素敵な
女性で、そのときは妻の手前もあり、あまり話もできなかった。サーキットはなかなか気がきく男であり、
取り巻きの中でもランクを上げてやらねばなるまい。神父の話では途中の小惑星から親衛隊が乗ってくる
とのこと。お座敷列車9925列車の発車30分前に、オカマヤー駅の乗車ホームへまわったら、整理係が出て、
家族連れを中心にかなりの長さの列がのびている。機械帝国のカレンダーでは３連休の中日なので、一見
してアンドロメダ方面から来たとわかる機械化人も少なくない。６両編成なのだが前２両はクイズ番組用に
オカマヤー銀河放送が貸し切っており、一般用は４両だけだ。短めの列につくと999号を後から追ってきた
東海虎男クンが見送りにきた。車掌見習いでローカル列車に乗務しオカマヤー駅で勤務明けだから制服なの
だが、ホームに立っていると「オーロラ線の電車は・・・」などと、つぎつぎお客さんから質問をあびせられ、
うんうんうなりながら時刻表をめくっていた。
（続く）

種寸センセー　キター！！

貨車集結方age

ぼんやり読んでるとパロディの気がしない･･･
Ｊ誌の抜粋を読んでる気になる。

マドンナ期待age

架線点検作業中につき列車は徐行致します。お客様のご理解とご協力を強制いたします。

種寸先生、マンセイアゲ。

>>121
そういえば９９９のエネルギー源って何だったっけ？

小口混載age

特殊継送作業age

>>123
漏れが消防の頃持っていた９９９は、客車内の単３乾電池で動いてますた。

え〜〜次の〜停車駅は〜．．．

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(4)
さて、お座敷列車9925列車は2分ほど遅れて発車した。オカマヤー発車時点では、混みあっていたものの、なんとか
仲間が車座になって場所をとれたし、ビデオを撮り合ったり、そばの機械化人親子にたのまれてレンズを向けてあげる
程度の自由はあった。たまたま乗り合わせて僕と知り、こちらのグループへ合流してきたヤングもいる。ところが小惑星
に１駅停まるごとに続々新手が乗り込んで、テレビ会社が控え室に使っていた車両の半分を一般客に提供したのも焼け石
に水。銀河本線との分岐駅、東オカマヤーを出たときは、本来は、はね上げ式の畳をおろすと”お座敷”の一部になるはず
の通路からデッキまで身動きできないほどぎっしりの立ち客になった。親衛隊が乗ってきたのも東オカマヤーだが、「お座敷
というから宴会をしようと思ったのに」と、どこかで買い込んだ檸檬酎ハイを頭の上に差し上げたまま客車の隅で立往生。
「お座敷じゃなくて、タコ部屋ですよ、これは」と嘆くこと嘆くこと。あちこちで子供が泣き出し、通路で身動きできない
子連れの機械化おばさんは声高にオーバーヒートして、和風の雰囲気もなにもあったものではない。”お座敷”の上だけでも
150人くらいは乗っているだろう。「冗談じゃない、僕は降りるよ。オカマヤー局はサービスのつもりだったろうけど、
自由席詰め込み式のお座敷列車は無理だ。こんな所へ押し込められているより、マドンナとﾊｱﾊｱを楽しむ方がスマートと
いうものさ」ホテル街小惑星付近で立ち上がり、マドンナの手を引いた。なるほど、他の面々は、お座敷列車初乗りの目的
もあり、押されようが汗をかこうが、終着野の花までのりとおさねばならないのだ。「お気の毒ですな。これぞ完乗の
ゆとり」好きなことを言いながら通路にぬいでおいたスノトレをさがすが、人の足ばかりでなかなか見つからない。
ぶつぶつおばさんあたりが、腹立ちまぎれに蹴とばしたのかもしれない。ようやく見つけて車外へ抜け出す。もっとも、
ここでかなりの下車客があり、若干のゆとりが生まれたようであった。
（続く）

多段組成age

頑張れ

からage

種寸先生に敬意を表して、これまでの過去ログから自分のアカウントにupしました。
体裁上の関係から、改行は変えさせていただきましたが、加筆修正などは一切いたしておりません。
また、何か不都合・ご意見などがございましたらお申し付けください。
時間がとれなかったのでまだ途中ですが、残りの分は土曜日にでも上げさせていただきます。

htt://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

pが抜けてました。すまそです。

http://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

保線age

>132 エライ！！

お褒めのお言葉、ありがとうございます。
今夜中にでも、続きと修正分をupするつもりでございます。

貨車減速装置age

財源不足age

昨日までの原稿分をすべてcssを組んでHTML化しました。どうぞご高覧くださいませ。
http://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

保守

>>132クン、ご苦労さま。初期の文を今読み返すと、少々稚拙でありますね。
今後ともよろしく。

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(5)
さて、次の野の花行きがやってくるまで1時間40分ほど余裕があり、ご休憩には最適であるが、こちらも、
さしてスマートとはいえなかった。駅から見るからに淫靡なホテル街入り口までかなりの距離があり、
急激に気温も下がり小惑星とは思えない寒風吹きすさぶ中に列をつくってぞろぞろ。この列も無秩序な
混雑で、やっとお目当ての列に並んだときは前夜の寝不足がたたって頭がくらくらした。いつもと違い車で
直接乗り付けられないのがつらい。列をつくっているｶﾌﾟｰﾙも心なしかくたびれているようで、ひまつぶしに
列の側にあった出店でローションなどをいくつか買った。「肝心のコンドームはないの？」と言ったら、
「お客さん、そりゃ無理ですよ。ここじゃ避妊は犯罪同然なのだから」直売氏が笑い、僕もわが意を得たり
とニヤリ。マドンナはやや不安げな顔である。順番待ちの列は思ったより早めにすすみ、15分ほどでフロント
にたどりついた。玄関先にはリゾートなどと書いてあるが、見るからに連れ込みのたぐいである。キーを
受け取り足早に部屋へ入ると、先にマドンナをシャワーにいかせた。5分ほどでバスタオル1枚の姿で出てきて
「先生、どうぞ」と促される。勃ったままのイチモツを悟られないよう、用心してシャワールームへ向かった。
僕のイチモツもまだまだ元気である。シャワーを浴び、イチモツは念入りに磨き込んだ。はやる心を抑えて
バスタオルを腰にまき部屋に戻ると、マドンナはすでにベッドの中であった。「お願いですから電気を消して
下さい」と言われスイッチを押すと真っ暗になった。たっぷり時間をかけてという訳にはいかないが、あせらず
入念に愛撫する。マドンナも息が乱れ、せなそうな顔がたまらない。はやり、若い娘は格別である。すでに
大きくなっていたイチモツも、マドンナのお口でﾅﾒﾅﾒされると、これまた気持ちがよい。「それじゃあ逝くよ」
と、もう準備ＯＫなアソコにあてがい、一気に腰を沈めた。
（続く）

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(6)
時間はまだたっぷりあるのでいろんな体位を試してみるが、やはり僕は正常位が好みである。肌と肌が
ふれあう感覚がたまらなくいい。時間を忘れマドンナの上気した表情と連続して腰を使っていると、
そろそろ我慢も限界である。「そろそろいいかい？中田氏するよ」とささやくと「許して下さい」と
返された。しかしせっかくのﾊｱﾊｱなのだから外田氏はよろしくない。えーい、ままよと一気に腰を突き
上げると「逝く・・・逝きますっ！」とマドンナが叫んだ。アソコがキュっとしまると僕のイチモツが
締め付けられ、あえなく僕も逝ってしまった。2人で抱き合いながらベットで余韻を楽しむ。まだ少し時間
はあったが、1回だけで充分満足である。しばらくすると電話が鳴りもう時間だという。まだふらついている
マドンナを促して急いで着替え、部屋を出た。フロントでキーを返し料金金貨1枚を払う。外にはまだまだ
長い列が続いていた。さて、ﾊｱﾊｱで体が暖まったので寒さも心地よく駅に戻る。待合室にも「儀式」を
すませたｶﾌﾟｰﾙがひしめき合って異様な雰囲気だ。次の野の花行き4427Mは単行とのことでこれだけの人が
乗れるか心配だったが、皆オカマヤーへ帰るそうで一安心。オカマヤー行き9926列車は野の花から折り
返してくる例のお座敷列車である。無人の改札口を抜けホームに上がるとほどなく列車がやって来た。
「ワンマン乗車口」とサボの入った入口で整理券を取り中ほどのボックスに進むと、あら、びっくり。
なんとメーさんが坐っているではないか。僕の後ろにいるマドンナをちらりと見やり「あら、終点まで
お座敷列車に乗るんじゃなかったんですか」と皮肉られてしまった。
（続く）

ただ今ポイント故障のため、列車が遅れています。お急ぎの所申し訳有りませんが、もう暫くお待ち下さい。

警報持続装置age

保守

保守age

保全

>144
やだ

ＮＣＢ−�Uage

保守AGE

保全age

DMF31Sage

不具合の修正と、新規投稿分を更新しました。
http://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

>>154
をを、ゴクローさん！

保全

カキ揚げ

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(7)
4427Mはゆっくり終着野の花にすべりこんだ。名前のとおりホームまで花があふれている。メーさんと
マドンナを従え改札を出るとみんなが待っていた。「両手に花ですな」と神父にからかわれ「センセ
だけずるいでっせ」と銀郵がひやかす。ここで10人の大所帯となり、まずは駅前の定食屋で腹ごしらえ
といこう。店に入るとなんとも無愛想なばあさまが出迎えてくれる。メニューには独特の一品料理が
ずらりと並んでいて興味をそそるが「定食しかできんよ」と冷たくばあさまにあしらわれ、仕方なく
焼き魚定食を注文する。運ばれてきた塗りが剥げかかった盆を見るとなんともすざましい。山盛りの
ドンブリ飯の上に得体のしれない焼き魚が一匹に箸が上から突き刺さっている。これは行儀がよろしく
ない。あとは具のないミソ汁と漬け物が2切れ。味そのものは可もなく不可でもなし、さっさと平らげて
店を後にした。すかさずサーキットの狼が寄ってきて、ささやいた。「この先あたりに野天風呂をやって
るところがあるそうです。ただし、そこへ行ってると花のホテルへは遅くなりますが、どうします？」
口では「どうします？」と言いながら、血走った眼の色は「覗きますよね」「ﾊｱﾊｱしましょうよ」と
訴えている。どうやらサーキットはメーさんがお気に入りのようだ。もともと時間はたっぷりあるし、
かえって結構なくらいで、「よし、いってみよう」と答えていた。サーキットが手にしていた地図を
もとにゾロゾロと歩き出した。
（続く）

さつまage

油揚げ

地上げ

厚age

引きage

唐age

水age

かまageうどん

打ちage

もみage

繰りage

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(8)
銀郵あたりを先頭にやや下り勾配の道路をいそいそ歩くが、野天風呂などという気配は感じられない。
見えるのは「野の花観光ホテル」の歓迎塔と、そのホテルらしい白い建物くらいである。だまされた
ような感じのままついていったら、道ばたに公衆便所があったので用を足す。女性陣のトイレの長さ
にはいつもながら閉口した。おいおいわかったのは、野天風呂とやらは「野の花観光ホテル」内の
施設で、そばに交番も所在するようだったから僕をダシにメーさんを覗こうという作戦だったらしい。
そのうえ軟弱にも、用を足したとたん、「タクシー呼びましょう」などと泣き言をもらす。冗談じゃ
ない、15分も歩けば着いてしまうと立ち上がったら、下りなのに30分もかかって到着し、皆の視線が
冷たかった。風呂は「地下10万メートルより湧出したナトリウム泉」で入浴料金貨1枚のところ、
団体割引とかで2人で金貨1枚になり、大割引である。メーさんとマドンナが入った頃を見はからい
僕たちも風呂へ向かう。中を突っ切り露天の湯船へと直行すると湯気でまったく視界がきかない。
おまけに混浴だと期待していたら、なんとガッチリしたコンクリートの壁でまったく覗きができない
ばかりか、正面に交番があり、機械化警官がにらみをきかせている。すっかり落胆したが、体中を
洗ってさっぱりし座敷でビールをあおって機嫌をなおすとしよう。風呂上がりのメーさんはいつも
ながら艶っぽいが、マドンナだって負けちゃいない。充分に機嫌がなおりよい気分で温泉を後にする。
（続く）

更新age

http://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

↑ご苦労様age

TM22主変圧器age

AW5空気笛age

刈age

関連スレ。アニメ板に入れるか迷ったが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030222-00000014-cnc-l23

保守

明日の汽笛が君にも age

さあ逝くんだぁ age

再び始まる　ドラマのためにage

MAU-13HAage

■□あげ□■

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(9)
野天風呂前停留所で待つこと10数分で花咲ゆき花小路バスがきて、海岸線をひた走り、市街地を通り
抜けて19時40分ごろ、花畑丘停留所に着いた。予約してあるペンション「ののはな」は花畑スカイ
ライン途上の段丘上に建っており、路線バスは入らない。ほどなくじいさま運転の迎えのクルマが
到着し、約10分かかって「ののはな」に憩った。直ちに夕食となり井戸深層水を使ったという花焼酎
「ばんばん」でハタハタなどをつまむ。ハタハタも毎晩口にしていると、ありがた味が薄れるのは、
やむを得ない。それでもいい気分になって部屋へ案内されると、僕が先に予約していた部屋はバスつき
のツインルームだったが、あと二部屋はバスなしのトリプル。一部屋はマドンナ用だったらしいが、
早々とサソリが歓迎したのでマドンナは震えあがり、トリプル同居を志願した。しかしそれは野獣の
群にウサギを放つものだと、僕の部屋で引き取ることにした。ところがメーさんが「先生はあちらへ
どうぞ」と僕を追い出し女性陣はツイン、男性陣はトリプルと別れてしまった。しゃくなので原稿の
整理もせず勧められるままに焼酎をあおったら、疲れからか一気に眠気が襲ってきて早々にダウン
してしまった。おかげで翌朝は5時過ぎに目が覚めたので、窓ぎわで原稿の整理に取りかかると外に
マドンナの姿が見えるではないか。
（続く）

仕業検査age

ミーｸｿage

とりサンage

宮翁先生のご冥福をお祈りいたします。

あの〜人はも〜お〜
思いでだけど〜

マヂで思い出になってしまわれたのでつね。宮翁先生。
合掌。

落ちすぎage

遅ればせながら、宮脇先生のご冥福をお祈り致します。
私にとっては重鎮というより、勉強の土台を提供してくれる、よき先生という
感じでした。

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
オカマヤー分岐点(10)
これは朝から縁起がよいとホテルを抜け出し、マドンナがいた林の方へ歩いていくとなんとメーさん
の姿が見えるではないか。あわてて茂みに体を隠し様子をうかがう。「ううう・・・芽衣子様、行か
ないで」「しかし、あたしには仕事が・・・」そう言いながらもメーさんの手はマドンナの腰に廻って
いる。どうやら昨晩に何かあったらしく、そのまま２人で倒れ込んだ。おやおや、同性でﾊｱﾊｱするとは
いただけない。しかし僕のイチモツが起きてしまったのも事実で、ここは静かに見守るとしよう。
30分あまりの時間を充分に堪能し、２人に見つからないようにその場を離れホテルの部屋に戻った。
すでに取り巻き連は起きていて「先生、どこに逝っていたんですか」と聞かれたが、朝の散歩だと
ごまかしておく。しばらくしてメーさんとマドンナも戻ってきていて、皆で朝食を済ませ、ホテルの
ロビーで解散を宣言した。ここで取り巻き連とはお別れである。サーキットがレンタカーを借りだし
野の花駅まで送ってくれた。もちろんマドンナも同行する。野の花駅はすでに通勤ラッシュが過ぎて
閑散としていた。ほどなくオカマヤー行き4411Mの改札が始まり、今回の礼と別れを告げる。すると
ポロポロ涙を流していたマドンナがメーさんに抱きつき、ディープキス。これにはサーキットも
びっくりし「先生、これはまずいんでは・・・」とささやいたが、事情を知っている僕は苦笑い。
発車する電車をマドンナはいつまでも見送っていた。メーさんは「花が咲けば、鳥がうたえば天国だと
はかぎりません・・・」とつぶやいたが、やはり同性愛とはいただけない。今回は特別にメーさんに
苦言を呈して、オカマヤーの旅を締めくくっておく。
（続く）

もそもそとage

種寸先生の作品が読めるのは２ｃｈだけ！！！

更新age

http://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

CS27C抵抗バーニア制御器age

TRK-15-12蓄電池age

>>194
乙CURRY!

種寸先生の汽車旅相談室きぼーん

↓

　┏━━━━━┓
　┃わ〜い200 !┃
　┗━━┳━━┛　ﾆｺﾆｺ.......
　　 　 　 ┃　∧ ∧
　　　　　 ⊂（ ^∀^ ）≡≡
　　　　　　　　＼　　 ）〜三三
　　　　　　　　 ( （　/
　　　　　　　　　　∪　

種寸先生、星野鉄労クンがＴＴＴＴに入りたがってるようです

種寸先生、私はアンドロメダに住む二十歳の大学生です

先日、レール＆ﾊｧﾊｧを使って、銀河鉄道直営の「ガーラ渡鹿野」へ行ったところ、
手コキで済まされました。納得できないので「ガーラ渡鹿野」の職員にﾊｧﾊｧ分の
払い戻しを申し出たところ、企画きっぷなので使用開始後の払い戻しはできない
の一点張りでした。先生、このような場合、本当に払い戻しできないのですか？

スレ存続上げ

>>201
おやおや、それはいけませんね。鉄労クンは「機械の体を手に入れて母の仇を
取る」という目的があったはずです。のんきに汽車旅や飲み会をしている場合
ではありませんよ。無念だったお母さんの願いを果たすためにも、早く機械の
体になるべきです。

>>202
●ﾊｱﾊｱは生でないと
仮にＡクンとしましょう。Ａクンは冬休みを利用して仲間３人と「ガーラ渡鹿野」
へレール＆ﾊｧﾊｧきっぷを使って遊びに行きました。スキーはもちろん、オプション
のﾊｱﾊｱが目的で到着してすぐ、フロントで予約を取ったそうです。Ａクンは美しい
機械化女性を指名し約２時間待ちで中に案内されプレイ開始、生ﾊｱﾊｱを期待していた
Ａクンでしたが、女性は「生はダメ」と応じてくれず、強烈な手コキと催淫剤入り
ローションで強制的に逝かさてしまいました。プレイ終了後にフロントの係員に
抗議しましたが、「生ﾊｱﾊｱは政府の指導によって自粛している。パンフレットにも
その旨記載している」と言われたそうです。

●パンフレットは正確に
僕もやはりﾊｱﾊｱは生でないとﾊｱﾊｱした気持ちにならず、Ａクンの気持ちもよくわかり
ます。後日取り寄せたパンフレットに目を通すと、裏面の隅に小さな文字で「法律
に触れる行為は致しません」と書かれてありました。しかしきっぷの名前からして
ﾊｱﾊｱを期待するのは当然で、この辺を銀河鉄道地球支社営業企画課に問い合わせた
ところ、去年までは乗客の希望で生ﾊｱﾊｱも行っていたが、機械帝国政府の指導で
止めになったということです。

●柔軟な運用を
企画きっぷは銀河鉄道規則でなく、各支社の通達によって運用されるものですから
「レール＆ﾊｧﾊｧ」を払い戻す場合も通達に拠ります。これによればやはり使用開始後
の払い戻しはできません。しかし「ﾊｱﾊｱ」をウリにする以上、通達の「ﾊｱﾊｱが出来な
かった場合は発売価格の30%を払い戻す」を適用してもよいように思われます。現場
の人間だけでは判断がつきかねたのかもしれません。もしＡクンがきっぷを手元に
残してあるなら、一度銀鉄ブルーカウンターで相談してみるのもいいでしょう。

種寸先生ありがとうございます。きっぷは帰りに回収されてしまって手元に残
っていません。残念ながらあきらめることにします。他の仲間は生ﾊｱﾊｱを楽し
んだのですが、翌日から排尿時に痛みが走るので病院へ行ったところ淋病と診
断されました。それに比べれば僕の方がずっとマシですね。いい教訓になりま
した。先生も性病には注意して頑張ってください。

水age

種寸先生の作品が読めるのは２ｃｈだけ age

保線上げ

値age

始業前点検

出発進行

保線

age

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
雪の都の鬼子母神(1)
オカマヤーに帰った僕とメーさんは取材のため、オカマヤー機関区を訪れた。暗い機関庫の中に入ると
廃車の星で発見されたＥＦ５８形と完全機械化支区から回送されたＤ５２形が静かに眠っていた。
案内してくれた助役氏によると２両は静態保存に決まった由。機関車は動いてこそだと思うので、
せめて構内運転だけでもと食い下がってみたのだが、やはり、保存費用の問題で無理だとのこと。
さて1週間あまりオカマヤーで足止めを食っていた999号は、すっかり整備も完了しピカピカの姿で
僕たちを迎えてくれた。長い汽笛一声、999号はオカマヤーを発車した。メガロポリスステーション
とは比べものにならないくらい、多くの人々が見送っている。ここで多数の乗客が乗り込んだ模様だ。
惑星の重力圏を脱出して安定走行に入った頃、ちょうどお腹が空いたのでメーさんと食堂車に向かい
一杯やることにしよう。オカマヤー名物のハタハタなどをつまみながら、グラスを傾けていると
車掌がやってきて「次の停車駅は雪の都。停車時間は３時間１０分」と告げる。前方に見えてきた
惑星は白い星屑で囲まれたようで美しい。メーさんによればその星屑らしき物は雪だという。重力の
バランスで宇宙空間にある水蒸気が固まり、その雪が延々と惑星に降り積もるらしい。家はもちろん、
駅も雪の中だというから大変だ。しかし雪の中の駅とは、あまり感心しない。どこを見ても白いだけで
個性がなく面白味に欠ける。印象を綴ろうにも、「ひたすら白かった」と書くしかなく、これなら
夜半に乗って、「ただ闇の中だった」と言うのと大差ない。
（続く）

保守

巻きage

場内注意

遠方減速

　┏━━━━━┓
　┃わ〜い222 !┃
　┗━━┳━━┛　ﾆｺﾆｺ.......
　　 　 　 ┃　∧ ∧
　　　　　 ⊂（ ^∀^ ）⊃
　　　　　　　＼　　／
　　　　　　　 （　　 ）
　　　　　　　　∪∪　

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　　　 ／//////////ヽ,,
　　　ｆ ﾒー-----ー弋メヽ
　　　ﾄ|　___ ____ ____　.|ミﾐ|　 　 　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　ﾄ|_,,,,,,__ﾒ __,,,,,,_　|ミﾐ|　 　／おやおや、大量のクソスレのためにせっかく
　　　ｆ|.-=｡=Ｈ-=｡=~iｰ6}ﾘ　＜　僕のために立ててくれたスレがdat落ちして
　 　 'ﾋ______ﾉﾊ､_____ﾉ　!!|　　　|　しまったのはいかがなものか。今後はこのような
　　　 ｆ　 _, ,ム、､_　　 ./　　 　＼ことのないようヤング諸氏には言を呈しておく。
　　　 ヽ　ｨ-==ｰ-i, ,ノ 人　　　 　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　 ＼,_＿＿_／／　/~丶_
　　　　　　人,_____／　／　　　＼
　　　　 ／|_/寸　＼ /

丹後海陸交通age

　┏━━━━━┓
　┃わ〜い225 !┃
　┗━━┳━━┛　ﾆｺﾆｺ.......
　　 　 　 ┃　∧ ∧
　　　　　 ⊂（ ^∀^ ）⊃
　　　　　　　＼　　／
　　　　　　　　（　 ）
　　　　　　　　∪∪　　　

保守上げ

落ちすぎage

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
雪の都の鬼子母神(2)
僕はこの駅で降りるのに乗り気でなかったが、メーさんが「降りましょう」とせっつくので仕方なくホームに
降りた。雪を固めてつくったような駅で、きれいなことはきれいだがあまりの寒さにめげてしまいそうである。
外に出てら余計に寒さが増し、震えが止まらないでいるところ「雪牛」なる牛丼屋を発見、寒さにたまらず
駆け込んだ。さっそく暖かいお茶がと思っていたら、出てきたのは冷たい牛乳でしかも水っぽい。店員に熱い
お茶に取り替えてくれるように要求するが、ここには冷たい牛乳しかないとのこと。出てきた牛丼は湯気一つ
たっておらず、肉は冷凍、ご飯はガチガチである。おまけに卵もアイスクリーム状で、これはひどい。しかし
隣の男は凍った肉をバリバリいわせてかき込んでいる。「ここの主食だから仕方ありません」とメーさんが
言うので、覚悟を決めてかき込む。しかし冷凍ものであることには変わりなく、おなかの底まで冷え切って
しまった。さっさと店を出、降りるのではなかったと後悔しながら列車に戻ることにする。急ぎ足で駅に
向かう途中落とし穴か、僕の体は雪の中にめり込み「ぎゃー」と叫びながら落っこちてしまった。さいわい
落ちたのも雪の上でケガはないようだ。僕に近づいてくる影が見え、誰か助けてくれるのかと思ったら
あちこちから手が伸びて、リュックから腕時計、帽子やらベルトまで盗られてしまった。なんということ
かと、怒鳴りつけところにはすでに逃げられた後であった。さいわい、スノトレやサファリジャケットは
盗られずにすみ、パスも無事だった。やれやれと思いながら周りを見渡すと、ひとりの少女が残っていて
「何かください」という。何かといわれてもと、立ち上がるとズボンがパンツとともにストンと落ち、
僕のイチモツが少女の目の前にあらわになってしまった。普通なら露出狂として捕まって警察に御用と
なってしまう場面だが、さいわい周りには誰も残っておらず、少女も平然としていた。
（続く）

竜田age

巻きage

引きage

age

酪age

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おやおやage

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○○●○○○○●○○○●○●○○○●○
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自動作成スクリプト
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/3338/Auto_Number.html

ぞっとしないage

救済臨age

保守保守保守保守

少女とﾊｧﾊｧ期待age

苦言age

汽車汽車守保守保守保守保守保保

うまい！！

ほんとだ！馬い

釜age

降臨の日までage

◇読者へのお知らせ
種寸先生取材旅行のため今週の「大先生のﾊｧﾊｧ日記」は
休載とさせていただきます

休載残念age

再開期待age

１週間保全かage

再度保全age

保守

IDが999につき記念カキコ

２ちゃんねる緊急事態記念カキコ。

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
雪の都の鬼子母神(3)
何もかも盗られてしまってと、サファリジャケットのポケットを探ると予備の金貨が数枚出てきた。
少女に駅までの道をたずねるが「私のお家に寄ってくれれば教えます」とのこと。しかたなく少女
の家の方へ行くバス停に行くと当分バスがなかった。999号の停車時間は３時間ちょっとしかない。
「オジサン、緊急避難ですよ。タクシー呼びましょ。時間がないのだから、バチあたりません」
少女の声は請願を通りこして命令調になった。普段なら雪中だろうが歩く距離だけど、体が冷え
切って、腹も減ったし心が動き、首を縦に振った。反対の雪山方面からきたバスの運転士が、
営業所が異なるとはいえ、「駅からの系統はよくわからん」と、たよりにならなかったのは困った
ことだ。流しのタクシーがすぐきて、乗ってしまえばわずか10分ほどで少女の家の前に到着。
そこは旅館「鬼子母神」だった。「私はボジン。ユキの母です」というおかみさんが出迎え、
すぐ食事にしましょうという。他星からきたという営業マンを交えて4人でユキエビ会席。ユキ
エビとは、なんでも雪中に生息する珍しいエビで養殖が盛んだけれど、天然モノしか使っていない
というのが「鬼子母神」の自慢。宿泊料は別で金貨3枚のユキエビ料理なのだから”女体盛り”が
登場するに違いなく、アンドロメダでの乱交パーティーを思いだしてそわそわ。ところが
「鬼子母神」のユキエビ会席はごく普通の皿で食べることがわかり、がっかり。おかみさんに
アンドロメダの話をしたら「あ、それは”踊り食い”で、うちでも出せるよ」と。さっそく
変更を頼んだ。塩焼き、煮もの、酢のもの、塩辛とそろって少女の女体に盛られたユキエビ会席は
充実しており、ﾊｱﾊｱに恵まれない営業マンもにんまり。
（続く）

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

（＾＾）

巻きage

保守工事中

山崎は役に立っているのか？ age

age

cgiﾌｶｰﾂ記念カキコ

ゴールデンウイーク増便age

飛び石連休残念age

http://poetry.rotten.com/customs/
http://poetry.rotten.com/customs/

落ちすぎage

移転age

恐れ入谷の鬼子母神age

銀河鉄道のサービス拝見・銀河を駈ける999号　種寸直樹
雪の都の鬼子母神(4)
十分に食欲を満たした後は、女体を”踊り食い”する。営業マンは年増趣味とかで、おかみさん
を連れて部屋に行ってしまった。たまにはロリータも悪くないと、少女の案内で別室へ。
まだ潮の香りがする少女をベッドに寝かせﾊｱﾊｱする。僕のイチモツもすでに戦闘態勢完了だ。
営業マンとおかみさんのﾊｱﾊｱ声をBGMに、少女に挿れようとするが、さすがに僕のイチモツでは
キツイ。10分ほど格闘してなんとか挿ったが、これは名器である。これではいかに僕とはいえ
長くは持たない。少女の喘ぎ声に、僕も辛抱たまらず逝ってしまったが、少女も同時に逝って
しまったらしい。ぐったりしている少女をそのままにし、帰りのタクシー代を残して金貨を
置いた。時計を見るとそろそろ帰らねばならない時間だ。すでに一戦を終えたおかみさんが
駅まで送ってくれるというが、そこへ玄関が開き立っている女性はなんとメーさん。
僕を捜して迎えに来てくれたのか。「満足しましたか。では帰りますよ」と今回も呆れ顔。
どうやら僕の行動はまたまたメーさんに読まれていたようだ。僕とメーさんを乗せたタクシーは
あっという間に駅前に滑り込んだ。
（続く）

板復活記念age

age

踊り食いage

http://homepage.mac.com/ayaya16/

保守

更新しました。
http://www2.ocn.ne.jp/~cygnus/

軌道工事中

保守age

分岐器取り替え工事中age

>>275乙age

保守age

ビッグコミック読切新作age

とりあえずage