277 :
名無しでGO!:
新聞に、次のような記事が載っていますた。
「走る棺桶」カボチャ型電車、国交省、JRに使用禁止命令
国土交通省は17日、去る14日に滋賀県内で暴走し河川に転落、560人の死傷者を
出す大惨事となった事故の原因が、JRの113.115.415系車両(通称カボチャ型)
にあるものと断定、同日付でJR各社に対し、同車両の全面使用禁止を命令した。
この事故は、14日午前8時過ぎ、滋賀県坂田郡山東町内のJR東海道線を走行中の
大垣発網干行快速電車(11両編成、范頭汎運転士)の床下モーターが過熱して
発火、さらにエアブレーキのホースから空気も抜けていたことから制御不能に
陥り下り坂を暴走、急カーブを曲がりきれずに河川に転落、死者128人、重軽傷
432人の大惨事となったもの。
「40年前の車両をパッチワークとは」「信じられない」遺族の怒り新た
今回の事故の最大の原因が製造後40年以上を経過した老朽車両を廃車せず、
簡易的な改装により継続して高速運行に使用していたことにあることが明らかと
なり、遺族の間には新たな衝撃と怒りの声が広がっている。
(遺族の声は略)
国会でも追及へ、法改正にも動き
国会でも与野党ともに今回の事故を極めて深刻に受け止めており、早くも両院の
議員運営委員会では、JR各社からの参考人招致を求める等の動きが広がっている。
また、事故の最大の原因が老朽車両の継続使用にあることを重視し、車両の
使用年限を製造後20年に短縮する等の法改正も視野に入れる方向で検討が進んで
いる。
大惨事を契機とした法改正は、1972年、戦前の老朽ビルを簡易改装して使用、
火災により死者118人を出した大阪の千日デパートピル火災により、消防法・
建築基準法が改正されて以来。