東海道線(東京口)を語る

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38名無しさん
日本経済新聞2002年1月31日首都圏経済
JR東海道貨物支線の貨客併用化 費用軽減へ段階整備案 川崎−浜松町を重点に
 鉄鋼、建設、商社などでつくる日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は神奈川県や横浜市、
川崎市などが京浜臨海部活性化の引き金として検討するJR東海道貨物支線の貨客併用化
事業について、段階的整備案をまとめた。当面の整備区間を川崎−浜松町・東京テレポート
28.5`に約5`短縮するなどで費用を約四分の一の990億円に圧縮した。
 
39名無しさん:02/02/01 09:17 ID:gbJuq8bW
 同事業は2000年1月の運輸政策審議会で「整備を検討すべき路線」に位置づけられている。
膨大な整備費用がネックになって事業主体づくりなど具体的な事業化方策の検討が遅れてい
る。JAPICでは今後、段階的整備案をもとに、関係自治体や経済界に事業化に向けた検討組
織の設置を働きかける。
 運政審で示された路線は品川駅、東京テレポート駅から東海道貨物支線を活用し、横浜臨海
部では海沿いに新線を建設し、桜木町に至る33.3`。
40名無しさん:02/02/01 09:28 ID:gbJuq8bW
 JAPICの第一期整備案は品川に代わり浜松町と結ぶことで、東京貨物ターミナルから天王洲アイル、品川に至る地下接続に必要な1000億円を圧縮する。羽田空港
へのアクセスとなる天空橋駅も、「羽田が国際化しない限り需要は変わらない」として約800
億円かかる地下接続を見送る。川崎−新浜川崎以外は既存の軌道を利用する。
 JAPICの事業収支試算によると、「開業後29年で資金収支の黒字転換が見込め、ぎり
ぎりで採算がとれる」という。川崎市の臨海部には工場跡地や低未利用地が多く、鉄道の整備によりこれらの土地利用転換の促進が見込まれる。一期区間での需要増をてこに、全体計画の実現にも弾みがつくと期待されている。