>>197 >>201 >鬼太郎氏に聞いてみましょう。
折角のお名指しではありますが……
当方、解剖学に大いに熱を上げて、隠れたあそこにゃ大きなホクロがある!とか、すごく良い原因はこれだ!
とかには滅法詳しくなったのでありますが、見目麗しかったか?それなりだったかと問われますと、記憶も
おぼろで、よくわかりませぬ。見目麗しさで働きが決まるわけではないものでして、スマソ。
しかし、Pの導入経過でいいますと、
http://www.onputan.com/cgi-bin/onpuch/test/read.cgi?bbs=train&key=002808273&st=62&to=63&nofirst=true 一覧表の通り、天王寺特攻事故と、西明石ブルトレ過速脱線転覆事故を受けて開発された停止点基準常時速度
照査式のATS−Hを京都、西明石など4駅に設置したのが始まりで、87年の上野駅冒進事故を機に東京近郊
にP換装を決め、京葉線開業時に全線に採用したので、ロコ装備としては山陽京都線のH型16両が最初で、
量産型として「P」名では京葉線が最古であります。
この時、例の東中野駅追突事故が起こり、関東、近畿圏へのP設置が急遽決まり、東京圏換装前倒しとなっ
たものです。だから、かなりドタバタの実験仕様が残り、独占価格でボラれることとなりました。
そんなわけで、装着と平行して機器の改良が進められ、車上装置では床下吊りとか、地上装置では、信号現
示をデジタル化するエンコーダとかモデムとかのコンポーネントを一体化して小型低価格化を図るなど細かな
変更があるようですが、全国展開出来ないほど高価なものにされたままで、画期的に優秀な方式なのに採用さ
れないという、残念な方向に進みかけています。亜幹線はSx上位コンパチで常時速度照査機能を持つPsに
統一されるのでしょうかね。
鬼太郎