新福岡空港アクセス検討スレ

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30名無しさん@お腹いっぱい。
【北九州空港アクセス鉄道の試算(現況ケース)】
◎試算条件 
・旅客数:127万人/年(開港初年度と同じ) 
・アクセス鉄道分担率:30%(福岡空港国内線約50%、羽田約60%、成田・関西・中部・新千歳約40%、宮崎15%)
◎試算結果 
・北九州空港駅の1日の乗降客数:(127万人/年)÷(365日/年)×(30%)= 1044人/日
 従業員等旅客以外を多めに加えて丸めると、約1500人/日
 (廃止された西鉄宮地岳線の終着駅=津屋崎駅とほぼ同数、地下鉄福岡空港駅は約4万人)

【北九州空港アクセス鉄道の試算(絶対にありえない超過大な旅客数ケース)】
◎前提条件 
・国内線旅客数:350万人/年(開港初年度の約3倍、将来予測値とほぼ同じ)
・国際線旅客数:250万人/年(福岡の国際線全旅客を移管と妄想)
・アクセス鉄道分担率:30% 
◎試算結果 
・北九州空港駅の1日の乗降客数:(350+250万人/年)÷(365日/年)×(30%)= 4932人/日
 従業員等旅客以外を多めに加えて丸めると、約6000人/日
 (非電化単線赤字ローカル線であるJR香椎線の終着駅=宇美駅とほぼ同数、地下鉄福岡空港駅は約4万人)
31名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/10(水) 07:26:49 ID:xn78aDXN0
■試算 『福岡の国際線旅客が全て新北九州に移転すると妄想』した上での
【新北九州空港アクセス『新幹線』】の費用対効果

『現在の福岡の国際線旅客が全て新北九州に移ると妄想』した上で、新北九州空港アクセス『新幹線』を建設した場合の建設費と利用者便益に着目した費用便益分析の試算を行い、新北九州空港アクセス新幹線が社会経済的に効率的な事業か否かについて、科学的に検証する。

○費用便益分析の前提条件(アクセス新幹線開業前→開業後)
・新北九州空港の年間旅客数:150万人→400万人(サービスで増加分の60%は新幹線利用と設定)
・アクセス新幹線開業前の小倉〜空港間のバス年間利用者:30万人(バス分担率20%)
・アクセス新幹線開業後の小倉〜空港間の新幹線年間利用者:180万人(新幹線分担率45%)
・小倉〜空港間のバス所要時間と運賃:35分、600円
・小倉〜空港間の新幹線所要時間と運賃:8分、800円
 (サービスで新幹線の運賃は在来線と同額設定)
・時間価値:3600円/時(60円/分)
・一般化費用の変化:(8−35)分×60円/分+(800−600)円=−1420円
・鉄道開業後の各年の利用者便益(割引前):(30+165)×1420÷2=14億9100万円/年
・鉄道の建設費と建設期間:980億円、5年間
・開業前の各年の建設費(割引前):980億円÷5年間=196億円/年
・開業後の各年の車両費(割引前):16億円÷13年(耐用年数)×90%(残存価値考慮)=1億1077億円/年
 (サービスで新幹線の車両費は在来線と同額設定)
・評価期間:5年(建設期間)+50年(鉄道開通後)=55年間
・社会的割引率:4%

○試算結果
・割引後の55年間の総便益(B)=263億2627万円
・割引後の55年間の総費用(C)=892億1155万円
・純現在価値(NPV=B−C)=−628億8527万円(<0)
・費用便益比率(CBR=B/C)=0.295(<1)

○結論
極めて非効率的で無駄な事業であり、現在の福岡の国際線旅客が全て北九州に移ると妄想したところで、新北九州空港アクセス新幹線など論外である。