新福岡空港建設是非論2

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662名無しさん@お腹いっぱい。
福岡空港増設に第4案 国交省検討 事業費最少に

 福岡空港(福岡市博多区)の過密化対策で、国土交通省が現空港増設3案の改良型として第4の案を検討している
ことが27日、分かった。新滑走路は地盤を高くし、北端の位置を現滑走路とそろえることで福岡都市高速道路との
高さ制限問題などを解消させ、一定の処理能力を確保しつつ、事業費が最も安くなる見通し。同省は30日に専門家
会議に提示する。

 同省によると、第4の案は、増設3案のうち、現滑走路(2800メートル)の西側210メートルに新滑走路
(2500メートル)を増設する「西側210メートル案」を基にした。従来案は、滑走路の南側を通る福岡都市高速道路が、
航空法の高さ制限にかからないよう、新滑走路の北端を現滑走路より北側へ200メートルずらしている。

 この場合、現滑走路北側からの着陸機のエンジン後方に生じる乱気流が、新滑走路北側からの離陸機に大きな
影響を及ぼす恐れがあり、安全上、気流が安定するまで待機する必要があった。
663名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/28(土) 09:46:49 ID:vbAXOJzL0
(662から続く)
 新案は、待機時間を短縮して処理能力を向上させるため、両滑走路の北端をそろえる。さらに、高さ制限にかからないよう、
新滑走路に盛り土をして地盤を数メートルほどかさ上げするとしている。

 こうした措置により、新滑走路北側の買収面積が小さくなることから、事業費も抑制。増設3案の中で最も安価な
「西側210メートル案」の約2500億円よりも低く抑えられる見通し。

 今後は、新案も含めた増設4案と玄界灘での新空港建設案について専門家会議で検証し、候補案を絞り込む。
同省は8月下旬にも福岡県、福岡市とつくる「福岡空港調査連絡調整会議」を開いて地元意見を集約した後、
本年度中に最終的な方向性を示す方針。

=2008/06/28付 西日本新聞朝刊=
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/31400