鉄道と航空の協調について議論しよう

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440首都圏一極集中推進委員会(会長) ◆UWWDp/sY22
デフレ経済下では投資の採算性は悪化しますから、公共投資についてもその必要性、採算性を十分吟味し、
必要最小限の投資で済ませるべきです。しかしながら、中長期的には国内旅客需要が増加する可能性が非常に高いこと、
一方で日本の場合には、インフラ整備には他国以上に長期間を要する(整備新幹線は7〜8年もあれば完成しますが、
空港は立地の根回しから完成まで最低20年は必要です)ことを考えると、世の中全体がもう少し長期的な視点でこうし
た問題を考えるべきであると思います。
大都市圏のインフラ未整備はこの国に様々な悪影響を及ぼしていますが、しかし、今さら整備を始めようにも、
莫大な資金が必要となるため、増税でもしない限りは抜本的改良はほとんど不可能です。
そのため次善の策として、大都市圏のインフラを救済するための地方の整備というものが重要な意味を持つようになったのです。
整備新幹線は、あくまでこうした観点に沿って行われる国家の事業であり、それを単なる地方のエゴで切り捨てられては
物事の本質を見失うことになるでしょう。
特に整備新幹線の中でも、北海道新幹線については、最難関の青函トンネルはとっくに出来上がっているし、
90年度−92年度にかけて一度起こった東京−札幌や東京−福岡間の航空券の入手難が再び起これば、
観光が経済の柱の一つである北海道経済に甚大な被害を与えるのは間違いないことを考えると、
少なくとも羽田再国際化で発着枠が満杯になり航空輸送の逼迫が顕在化する2012年までには、是非とも完成させるべきであると私は考えています。