LRTについて考えるスレ

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215名無しさん@お腹いっぱい。
>>204
道路特定財源の地方分に一般財源分をつぎ込んでしまうのは、
国の取り分に比べて地方の分が少ないのに整備しなければならない道路は
地方の方が多いということでこれはある意味ではしょうがないのではないでしょうか。
整備しなければならない道路は、依然としてかなり多いです。
ごく一部の大都市圏以外では、車での移動ができることがほぼ必須になっています。
LRTなどの公共交通があったとしても道路の必要性は変わらないでしょう。

中小規模の都市で渋滞が頻発しているのは、
高速道路を走るべき車が高速道の料金の高さから一般道を走ることになり、
結果、一般道やその裏道が無駄に混雑してしまうということもあり、
その対策のために高規格なバイパスを建設しなければならない場合が多くあります。

ちなみに、高速道路が無料になってるごく一部の地域では、住み分けができてるようです。
また、社会実験で高速料金を割引した結果、大部分では混雑が大幅に解消されています。
(例えば、福井市ではこのような実験が行われました
http://www.fukui-moc.go.jp/press/images/2005041303.pdf

10〜30万程度の都市では道路整備や、
既存の高速道路を有効活用したほうが安上がりですし、
30万程度以上の都市では、道路を造るにしても公共交通機関を造るにしても、
中心部に土地が殆どない上に地価が高いため、建設費が高くつきます。
既存道路の車線を潰すにしても、元々がLRTを走らせることを想定していないため
新規にLRTを走らせることはまず難しいでしょう。
バスを走らせる場合、本数を多くして(最低でも15分に1本以上)
料金を割安にして、使いやすい、わかりやすい体制を維持しないといけません。
これだけやってもなかなか利用者は転移しないんじゃないでしょうかね。