東北新幹線延伸に伴い、JR貨物を財政支援へ

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1F名無しさん
東北新幹線延伸に伴い、JR貨物を財政支援へ

運輸省は24日、東北新幹線の盛岡以北への延長に伴って在来線の東北線の線路使用料が値上げされる問題について、負担増となるJR貨物に財政支援する方向で検討に入った。東北新幹線の盛岡―八戸間が開通する2002年末から年間数億円の負担増が見込まれるが、同省は赤字続きのJR貨物には耐えられないと判断、大部分を国でかぶる考えだ。支援が実施されれば、九州新幹線や北陸新幹線の開業にあたっても準用される見通しだ。整備新幹線の建設にはずみがつく一方で、新たな財政負担が問題になりそうだ。

新幹線ができると、並行して走る在来線は乗客を奪われて運営が苦しくなる。このため、政府・与党は1990年に並行在来線をJRの経営から分離する方針を決定。地元自治体などに第三セクターで引き受けさせることにし、東北線の盛岡―青森間も、岩手県と青森県がそれぞれつくる第三セクターが運営する。

JR貨物がJR旅客会社に支払う線路使用料は、国鉄改革の際の運輸省方針により低めに抑えられており、盛岡―八戸間では年間5億円弱だ。しかし、移管される岩手県は「適正な使用料」として、少なくとも現行の3倍の負担を要求してJR貨物と対立している。

運輸省は、岩手県に引き上げ幅の圧縮を求めるとともに、11月にも開かれる自民党交通部会の議論を踏まえて支援策をまとめる考えだ。九州新幹線の八代―川内間、北陸新幹線の糸魚川―魚津間、石動―津幡間でも並行在来線の分離が決まっており、今回の支援策が前例となりそうだ。(03:04)
2F名無しさん:2000/10/25(水) 04:25
どうやら整備新幹線建設による並行在来線の第3セクター化が
進んでも鉄道貨物は保護されて存続できるようだ。
日本海縦貫線の改良計画はまったくなく上越新幹線延伸問題も
出てきて本州北海道間の物流が心配されていたけど、既存ルートの
存続が現実的になったようで良いことです。
3名無しさん@1周年:2000/10/25(水) 05:29
CO2排出問題もあるんだから、妥当な決着ではないかい?
4名無しさん@1周年:2000/10/25(水) 05:38
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