【棒茄子】グリーンキャブ15台目【出ないポ】

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336竹村英順
私のへこんだ車を確認する。が、篠田課長はカメラも持ってきていない。賠償する意思がない事は明白だ。
 警官が事故当時のママですねと、竹村運転手に確認を求める。竹村「いやぁ、此処(バンパー部分)のキズは無かったような、、」
私、「では、このバンパーのキズは事故の後に付けられたもの
 なんですね」と、キッパリ。
 口ごもりながら「いやぁ。そういう訳では、、、」
 全くもって、自己保身に奔る最低の外道だということが、
 明らかになる。

 任意保険に加入していないのだから、グリーンキャブの篠田が
 保険会社の代わりとなる。
 そして、私の加入する保険会社と交渉することになる。
 しかしまあ、まともに考えてこんなのと交渉して、決着するわけ
 がないね。
 相手が保険会社ならどんな会社であれ、財務省の認可を得ている訳で一定の基準をクリアしているし、あまりに非常識な主張は
 できない。
 が、事故の加害者の会社のスタッフが担当したのでは、
 自分の財布から如何に金を出さないかしか考えていない。
 暴力団が加害者であって保険会社に代わって、その組関係者が
 事故処理の担当者になったと考えれば分かり易い。
 私が契約している保険会社は過去の判例を示して
 「これは9:1の過失割合。タクシー会社に賠償の義務がある」
 と、専門家の立場で指摘したが、篠田なんてもう、
 聞く耳持ちやせんのよ。
 結局は保険会社が弁護士たてて裁判に持ち込む事に
 なりそうだ。