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篠田昭博:
で、グリーンキャブからは何も連絡が来ないので、こちらから電話。
事故担当課長の篠田昭博曰く
ウチは被害者だ。車の破損状況から見ても、こちらがバックして
走ってでもいない限りは当方が加害者になることはありえない。
運転手の竹村英順は首を絞められて口から血を流して、ぶっ倒れた。
暴行罪で告訴する。
また、タクシーは被害者の車両を修理するための対物保険には加入していない。
もう、滅茶苦茶な会社だな。
それは篠田個人の見解ではなく、グリーンキャブという会社の
見解と受け取っていいのか。
「いい」。 ふ〜ん、そういう会社なんだね。
現場に来た警官だって、直進優先なんだから、安全確認を
しないで急に進路変更したタクシーに非があるって認めているのに。
首を絞められたっていうのなら、どうやって絞めたの。
片手、両手、それとも紐、ロープ?
「わからない」
口から血を流したって、それは裂傷を負ったの?首絞められて内臓から吐血したの?
「わからない」
口からの出血って現場の警官が確認したの?
「分からない」
ぶっ倒れたって現場の警官が確認したの?
「事故の後で、ぶっ倒れた」
「とにかく、いきなり胸倉を掴んでくるなんてアンタは普通じゃない」
ほお、おかしな言い方をするね。首を絞められたなら
「いきなり首を絞めてくるなんて普通じゃない」と、言うのが自然ではないのかな。
つまり、「首絞めた」が虚偽だって白状したようなもんだ。